2026年7月21-28まで3人制男子バスケ日本代表の活動をサポートさせて頂きました。
プロチームを離れて1年が経ち、久しぶりにチームに関われて大変勉強になりました。
今まで5人制がほとんどであったので3人制の対応と新たな感覚が芽生えたのでとても良い経験をさせて頂きました。
今回あくまでも個人的ですが感じたことを記してみました。
FIBA 3X3 BATAM CHALLENGER 2026

3X3 CHALLENGERとは、国際バスケットボール連盟(FIBA)が主催する3人制バスケットボールの国際公式大会のカテゴリー名です。
最高峰であるFIBA 3X3 ワールドツアーへの出場権をかけた、世界各地の強豪チームが集まる重要な予選大会の位置づけにあります。
世界ランキング上位の海外チームや国内のトップチームが参加し、世界各地で開催され、非常にレベルの高い試合が行われます。
今回は2026年7月25-26にてインドネシアのバタム島で開催されました。
TEAM TOKYO


日本バスケットボール協会がBリーグ選手で構成した日本代表チームを結集したのがTeam TOKYOです。
チーム名に都市名を入れることが必須の大会となっています。
インドネシアのバタム島

インドネシアのバタム島は赤道に面した島であり、シンガポールからフェリーで1時間かけて海路にて入国します。
日本とは時差が2時間あります。
荷物も空路は23kg制限がありますが、海路は20kgの制限があり、1つの荷物以外はオーバーチャージとなってしまいます。
この辺りでチーム荷物が2つあったのでオーバーチャージとなりました。
今回の試合会場はフェリー乗り場からすぐに選手村となるホテルが隣にあり、試合会場の公園も目の前にあるので移動による負担がなくとても活動しやすかったです。
買い物、食事
さらに近隣にモールがあり、スーパー、買い物、食事、カフェなどもあるので何かと便利でした。
ホテルの食事は朝食は種類もあって悪い環境ではなかったのですが、昼食と夕食はなかなか食べれるものがなく、日本人の口には合わない食事だったのでモールのレストランにて食事をすることが多かった点があります。
海外では水の確保が難関な点がありますが、モールが近いのでいつでも対応できる点が良かった点です。
体調不良者
大きな問題となった選手はいなかったです。
しかし、1名下痢になってしまった選手がいます。
試合当日には改善したので軽症でしたが海外では体調管理も重要となります。
今回男子の前が女子の大会であったため、女子のスタッフで体調不良者が出てしまったと聞きました。
食べ物や飲み物はとにかく気をつけなければなりません。
このあたりは日本は衛生面でも優れているので余計ダメージを受けやすい点があります。
食事をしっかりと取れない点があり、体重が減ってしまう傾向です。
毎日体重を測定して、サプリメントで補うようにもしていました。
3人制バスケの魅力

今まであまり3X3に関わる機会がなかったのですが、今回合宿から大会まで関わらせて頂きとても魅力ある競技であることが理解できました。
3人制と5人制はどちらもバスケットボールとしては同じですが、スキル、体力、エナジー、集中力、環境など本当に別競技のように違いがあることを理解しました。
一見3人制の方が競技的に楽そうに感じてしまいますが、そんなことがなく、常にびっちりとついてディフェンスして、動き回るので呼吸ができなくなると選手は言ってしますし、実際に脚へのダメージも激しく起こっています。
3人制と5人制では別の体力要素が影響しているので根本的に異なるということとなるのだと思います。
特に3人制は経験値がとても重要となるのだと理解できました。
Bリーグの選手でも国内の選手に完敗してしまいますので、経験の差が大きく影響する競技特性があるのだと思います。
アスレティックトレーナーとして帯同

今回、Bリーグ選手の参戦ということで経験値を認められて大会に帯同できることとなりました。
ナショナルトレーニングセンターにて活動するのは久しぶりであったので、とても緊張しましたがなんとか対応できたと思っています。
もちろん周りの方々のサポートがあってのことですが、移動して2部練習して選手のトリートメントをすると深夜になります。
そこから自分の洗濯をして雑務を行うと2時くらいになります。
ナショナルトレーニングセンター
合宿中はあまり睡眠できなく疲労が溜まる傾向が昔からあります。
5時には起きてしまうわけです。
今回は直前合宿が2日間でしたので、その間に荷造りもしなければならずかなりカツカツな状況でした。
女子のA代表が練習していたので少しだけ観ることができたのも刺激を頂けました。
チーム荷物が多くなるとかなり移動時に負担がかかります。
自分の荷物とチーム荷物を両手で運ぶわけです。
特に今回空路だけでなく海路もあるので極力荷物を減らしながらも対応できるようにしなければならない点があります。
前回はチーム荷物3つ持っていったとのことでしたが、今回は2つにまとめられたので良かった点です。
マネージャーとトレーナーが1つづつ持ては済むので機能性が上がります。
その分、荷物の厳選とパッキングと重量オーバーにならないように確認する必要もあります。
現地入り

ナショナルトレーニングセンターから羽田空港まではバスにて移動しました。
荷物があるのでかなりバスが便利でありがたいです。
羽田空港から7時間かけてシンガポールへ移動します。
シンガポールからタクシーでフェリー乗り場に移動です。
移動疲れと体が固まっているのでフェリー乗り場の待ち時間でスタッフもみんなでチューブでエクササイズして体のほぐしを行いました。
フェリーで1時間船旅となりバタム島に入国となります。
丸一日移動となり、乗り継ぎでの待ち時間がなかなか無駄な時間となります。
この日は8時に出発して到着が20時(日本時間だと22時)です。
夕食がなくモールで食事してそれから選手のトリートメントです。
2時間ですが時差が影響して眠い中のケアを行いました。
この日は練習ができなく、それがむしろ合宿でのダメージが解消できた点でもありました。
前日練習
コートで練習できる時間が各チーム30分間だけ、Team TOKYOが最初だったので45分間できたのは良かった点でした。
この辺りも現地入りしての調整になるので、全くプランが立てられないような状況となります。
ウォーミングアップしてシューティングドリル、チームのシステムの確認でもう時間となってしまいます。
体の疲労が取れて良いコンディションで試合に望めたのは良い点でした。
ウォーミングアップ
3X3では試合直前までボールを使ったウォーミングアップができないことが多いとのことでした。
ウォーミングアップでしっかりと息をあげてすぐに試合をできるようにしなければならない点があり、5人制とは仕上げ方が異なります。
このあたりは気温、時間帯、環境によっても変化するのでとても難しく臨機応変で対応する必要があると理解しました。
今大会を帯同して
今まで様々な経験をしてきたのであらゆるシチュエーションを想定して準備しましたが、3人制自体が経験値がない点があったので心配な点が実際にありました。
このあたりはとても勉強になりました。
選手4名、スタッフ4名の少数でのチームなので一人一人の役割が明確で、しっかりと仕事をしなければならない点があります。
しかし、他のチームはスタッフゼロの選手のみのチームもあり、3人制バスケのサバイバルさも実感しました。
日本は良い環境の中行っている事も理解できました。
国内での合宿中に日本代表選手らが一緒に練習してくださり、とても勉強になった事、国内チームと試合形式で実戦練習した際も様々なチームと関われたことも良い勉強となりました。
また他チームの選手から怪我の相談もされたりと接点もできお役に立てた点もありました。
海外での活動自体なかなか機会がないので良い刺激となって、自分自身の経験値としても積み上げられたと思いました。
正直もっと試合をして実践での経験値も増やしたかったのですが、仕方がない事とまだまだ発展途上であることも理解できました。
また機会があれば参加したいと思いました。
今回は様々な方のサポートの中活動ができ、良い経験となり関係者の皆様に感謝しかありません。
もっと貢献できるよう精進して成長できればと思っています。
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