ミズノ治療院_バスケ高校生足関節捻挫

バスケ高校生の足関節後遺症による痛みの原因は◯◯だった

宇都宮でミズノ治療院スポーツマッサージをやっています。
今回、バスケ高校生が足関節捻挫で来院されました。

足関節の捻挫自体は軽症でったので痛みはあるものの、腫れも少しで歩けるレベルでした。
翌日が試合で夜の前日練習中に受傷してしまったとのこと。
なんとかレギュラーなので試合に出場できるようにしなければならないとのことでした。

足関節捻挫の急性期対応

急性期の場合翌日の方が痛みが出るケースもあるので、良くもなるし悪くもなる状況となります。
今回は確認して良くなりそうな感触があったので対応しました。
軽症であったのが良かった点です。

しかし問題なのは下肢がパンパンに張り詰めていて、むしろ足関節の捻挫よりも下肢です。
この状態でプレイすれば肉離れの方がリスクがあるような状態でした。

足関節捻挫の際は基本的にはマッサージなど血行を良くするよりもアイシングで炎症を抑えるべきです。
しかし以下の点から実施した方が良いと判断しました。

・筋肉の状態が悪すぎること
・捻挫の程度が軽症で腫れる心配が極めて低かった

下肢の筋肉を緩めないと捻挫の改善は不可

足がパンパンで足関節のゆとりがなく、関節内の圧力が強くて痛みが出てしまっていました。
そのため筋肉を緩めて関節のゆとりを作る方が痛みは軽減すると思い、アプローチしました。

その結果足関節の痛みは解消して問題ないレベルまで改善できました。

しかし、捻挫の場合は翌日に痛みが強くなるケースもあるのでもちろんその対策も本人に伝えました。
明日朝一番で来院してもらいテーピングを対応することにしました。

翌日のダメージはなく足も軽快

前日の最後にテーピングのイメージも行ってメンタル的にも安心感を与えています。
試合ができるというマインドにしての対応も良かったです。
翌日の痛みはほぼなく、足もかなり軽くなったとのことで良い反応になりました。

テーピングもより良い状態でプレイしてもらいたいのでスペシャルなテーピングです。
2本プラスして機能的な巻き方で対応しています。
試合中も痛みなくプレイできたとのことで良かったです。

逆足関節の捻挫の後遺症が強い原因

3日後に再び来院してもらい、下肢の状態をもっと良くしたいとのことでした。
その時に元々捻挫の後遺症で痛みが強くあった逆脚の対応もさせていただきました。

下肢全体の張り感はありましたが、今回の後遺症となっている原因は筋肉の硬さです。
さらにしこりとなって縮んで機能していなかったことです。

後脛骨筋という筋肉が内くるぶしの後を通ってふくらはぎの内側にあります。
内くるぶしの後ろ側で固まってしまい、さらに癒着していました。

ここをしっかりとアプローチして戻すことで足関節の違和感は全て解消することができました。

シンスプリントの後遺症も

ふくらはぎの内側の骨の付着部に強い硬結部位があり押すだけでもかなり痛みが出てしまうレベルです。
本人に聞くとシンスプリントで悩まされているとのことで、問題と触診部位が一致します。

この後遺症が下肢のパンパンになってしまう原因でもありますのでしっかり対応していきました。

今回2回のアプローチですが、足関節の捻挫の対応、逆足関節捻挫の後遺症の対応です。
さらにシンスプリントの後遺症の対応と下肢全体的な疲労感もありました。
実際に本人の自覚がない状態のものも見つかりました。

大きな怪我をするには原因があり、その辺りをいかに見逃さずに対応していくかは大きな差となってきます。

今回1回だけのアプローチだけでも足の軽さとスムーズさが出て試合でとても動きやすかったとのことでした。

良い状態で競技をするとパフォーマンスも向上し、怪我の予防もなり、スキルアップにもつながります。
一度、確認してみると新たな発見につながるかもしれません。

ミズノ治療院スポーツマッサージ

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