士業の職業病

【士業の職業病】仕事の疲労と慢性症状の原因・対策を実践解説

士業の先生方の不調は、単なる「疲れ」ではなく、業務内容に応じた「特定部位の酷使」が原因です。
当院では20年のプロバスケチームでアスレティックトレーナー経験と治療院での数多くのお客様対応を活かし、士業特有の緊張状態を解きほぐすアドバイスをさせて頂きます。

30代の若い方でしたら問題なく対処できるかもしれませんが、人は中年になると1歳年を重ねるごとに筋力は1%減少していくと言われています。

45歳あたりから疲労の蓄積が増加して若い時と同じような仕事の仕方をしているとダメージとして蓄積されていきます。

さらに「痛み」を放置すると神経障害(痺れ)へ発展し、タイピングや集中力に支障をきたし、結果として業務スピードが低下してしまいます。

業務優先の時期となれば専門医・病院、医療センター、接骨院や専門家の所に行く時間もなく、苦痛の中で業務を遂行しなければならず悪循環となってしまう可能性もあります。

【結論として】
・同じ体勢で長時間作業に没頭せずに休憩や体操を入れて筋肉を固まらないように工夫する事。
・日頃の疲れを蓄積させずにセルフケアや運動で代謝を良くしましょう。
・悪い状態で痛みや苦痛を我慢すると本来のパフォーマンスが発揮できずに作業効率が悪くなってしまう。
・セルフケアも限界があるので専門家に対応してもらいリカバリーする。
・熟睡して朝の目覚めを良くして気持ちよく一日をスタートさせるための工夫をする

このブログは士業の方を対象に、仕事の疲労と慢性症状の原因をわかりやすく解説します。

日頃の事務作業や顧問業務で蓄積しがちな身体の不調を、専門用語をあまり使わずに理解できるように伝えていきます。

士業の職業病と慢性症状

士業、弁護士、疲労、職業病、肩こり、眼精疲労

士業(弁護士、税理士、行政書士、司法書士、社会保険労務士、弁理士など)の方々は、長時間にわたるデスクワーク、複雑な書類作成、過度な集中、そして締め切りに追われる精神的なプレッシャーが重なることで、特有の「職業病」を抱えるケースが多く見られます。

症状が発症しても病院では診断にならないケースや診断されても鎮痛剤や湿布程度でしか対処してくれないケースもあります。

問題となっている痛みや苦痛の原因がなぜ起こったか理由がわからないままでは改善策も定まらないので相談できる専門家がいると良い点があります。

士業の業務別:特徴的な慢性疾患と身体的負担

参照:厚生労働省 アクティブガイド2023

業務の「姿勢」と「脳の使い方のクセ」が特定の部位に負荷を集中させる傾向があります。

長時間集中してしまうがために姿勢が悪くなって、脳疲労が起こることは関係があります。
筋肉は何層にも重なり合って構成されて関連しあって関節を動かしています。

気づいた時にはカチカチになっている事、コリが強くなって苦痛となってしまうケースが多いのが士業の方の傾向ではないでしょうか。

厚生労働省は、「アクティブガイド2023」にて、座りすぎを中断する行動を推奨しています。

  • 30分ごとのブレイク:30分に1回は立ち上がり、姿勢を変えたり歩いたりしましょう。
  • 立位作業の導入:スタンディングデスクなどを活用し、立つ時間を意図的に作ります。
  • 運動の習慣化:週に2〜3日の筋トレと、1日約8,000歩(約60分)の身体活動が理想とされています。

病気だけでなく慢性疾患の職業病も健康に影響するので、疲労を蓄積しない方法やセルフケア、軽運動など実施していくと5年後には大きな違いとなって現れます。

不安要素や問題は会社や職場でも対策を実施していきましょう。

それでは士業をさらに分類して症状や特徴を記してみました。

1. 弁護士・司法書士(書類作成・大量の読み込み)

特徴として

膨大な判例や証拠書類を長時間読み込むため、目の酷使と頭部の前傾姿勢が顕著です。

主な疾患

・頸椎症・ストレートネック: 下を向いた姿勢が長く、首から背中にかけての強固なコリになってしまいます。

・頭と首の付け根の過緊張による頭痛: 後頭部から目の奥にかけての慢性的な痛みに悩まされる方も多いです。

2. 税理士・会計士・社労士(PC入力・数字との対峙)

特徴として

 テンキー入力や会計ソフトの操作など、指先や手首の反復動作が極めて多いのが特徴です。
年度末や決算時期になると仕事量が増加して残業しても仕事が終わらなく、猫の手も借りたいほどとよく聞くフレーズです。

主な疾患:

・手根管症候群: 指先を使う反復動作による、手のひらから指にかけての痺れ。

・胸郭出口症候群: 常に腕を前に出す姿勢(キーボード操作)により、神経や血管が圧迫されることで肩から腕の痺れも起こりやすくなります。

3. 行政書士(現場調査・役所回り・作成業務)

特徴として

デスクワークに加え、現場調査や役所への外出移動が混在するため、身体の寒暖差や歩行疲労が加わります。現場への移動や毎回異なる椅子など体に対する負担が意外と多くかかってきます。

主な疾患:

・足底腱膜炎: 慣れない革靴での移動や、長時間の立ち仕事による足裏の痛み。

・腰椎椎間板への負荷: デスクワーク後の急な移動による、腰の急激な負担(ギックリ腰のリスクが高い)。

4. 弁理士(複雑な図面作成・専門的検索)

特徴として

 CADや複雑な図面確認による、極度の集中と静止状態の長時間化。
同じ体勢で集中して作業するため、気がつくと疲労感がどっと押し寄せてカチカチに凝り固まってしまう傾向があります。

主な疾患:

・ドライアイとそれに伴う肩こり: 瞬きが極端に減ることによる眼精疲労と、それによる代償的な肩・背中の筋肉の強張り。

士業とひとくくりにはなかなかできませんが業種によっても慢性疲労の部位や症状は異なってきます。

士業の年代別:慢性疾患の傾向と身体的リスク

1. 30代(働き盛り・プレッシャー期)

この世代は、独立直後や中堅として案件を大量にこなす時期です。

  • 主な問題として:
    • 急性筋膜性腰痛(ギックリ腰): 運動不足のまま無理な姿勢で長時間の業務を行い、筋肉の柔軟性が限界を超えた際に発生します。
    • 緊張型頭痛: 責任ある案件へのプレッシャーと、連日の深夜作業による自律神経の乱れが原因です。
  • 身体的特徴: 筋肉はまだ若いものの、疲労回復が追いつかず、回復力の低下を自覚し始める時期です。

当院にも30代後半男性の税理士の方が朝アイロンがけしていたらギックリ腰となり、くの字に腰が曲がった状態で出勤して、外回りの途中で来院して対応して真っ直ぐに戻してあげたことがありました。会社に戻ったら普通に歩いているのでみんなが驚いたとのことでした。2日後にもう一度施術してその日の夜には子供とバスケットボールができたとのことでした。

2. 40代(責任・管理職期)

経営層への参画や、部下の管理、事務所運営など、業務内容が多岐にわたります。

  • 主な問題として:
    • 頚椎症性神経根症: 長年のデスクワークによる頚椎への蓄積ダメージが顕在化。腕の痺れや脱力感が現れます。
    • 慢性腰痛(椎間板トラブル): 椎間板の水分量が減少し始め、長時間の着座によるクッション機能の低下で、腰だけでなく骨盤周囲に鈍い痛みが定着します。
  • 身体的特徴: 「慢性的なだるさ」がデフォルト化し、痛みに対して感覚が麻痺しやすくなります。また上腕部の硬さが顕著に現れてきます。
    四十肩や五十肩の原因として上腕部の硬さが影響しているケースはとても多くので注意しないと予備軍として悪化していきます。

当院に40代中盤の会計士の方が四十肩で来院されました。そこまでひどく罠く腕が上がるけど引っかかるとのことでした。上腕の筋肉の硬さが顕著で肩甲骨周囲の筋肉もかなり硬直していました。ずっと同じ体勢で力が入った状態での作業で限界を超えてしまい、肩関節のバランスが悪くなり引っ掛かりが起こってしまったケースです。2回の施術で日常生活は問題ないレベルに改善されました。

3. 50代(ベテラン・専門特化期)

長年の業務による摩耗と、加齢による生理的な変化が合わさる時期です。

  • 主な問題として:
    • 変形性膝関節症・股関節症: 運動不足による筋力低下と、長年の姿勢の歪みで関節への荷重バランスが崩れ、痛みが出ます。
    • 四十肩・五十肩(肩関節周囲炎): 腕を長時間上げる作業が少なくなっても、肩関節周辺の組織の柔軟性が極端に低下し、可動域制限が生じます。
  • 身体的特徴: 関節そのものの変性や、血流循環の劇的な低下が見られます。修復には時間がかかります。

50代前半男性の行政書士の方が股関節の可動域が悪くて車の乗り降りや運転中も違和感があって来院されました。股関節の詰まり感があり日常でも気になって痛みが出るとのことでした。座っていることも多く股関節の前面には筋肉が集中して骨盤につくのでその部分で硬くなり、さらに癒着していて動きが悪くなっていました。人は前には歩くのですが横や後にはほとんど動かないのでどんどん硬くなってしまいます。注意が必要です。
1度の施術でかなり動きも改善してスムーズになったと驚きと喜びを実感してくださいました。

4. 60代以上(動きの低下・時代の変化)

筋力の低下、作業の処理能力の低下が顕著に出てきて、疲労しやすい状態となります。

・主な問題として:

  ・足のむくみ:ずっと座りぱなしによって循環障害が起こり足のむくみが取れない傾向
  ・脊柱管狭窄症:腰へのダメージが深刻化して座っているのも辛くなってくる時期です。

60代中盤男性の税理士の方が来院されました。慢性的な腰痛と足のむくみがひどい症状です。肥満傾向でもあり、普段椅子に座りっぱなしで運動もせず、階段の昇り降りで痛みが出て昼過ぎると足がむくんでダルくなるとのことでした。
循環系の問題で足の血行が悪くなっていること、リンパの流れも悪く筋収縮をさせていないことからポンプ作用がなされていなく重力で下に溜まっているような状態です。
施術するとむくみは解消しますが、すぐに戻ってしまうので施術とセルフケアや軽運動で代謝を良くしていくこともプラスして実施する必要があります。定期的なメンテナンスで体の調子が良くなったとのことです。

士業の疲労が引き起こす慢性症状と原因

座りっぱなしと前傾姿勢が与える影響

長時間のデスクワークは腰や肩の緊張を慢性的に蓄積させます。
座位の安定性が低いと背骨の自然な曲りが崩れやすく、筋肉の硬直が続くと痛みに変わることがあります。

前傾姿勢が癖になると首と肩の筋肉が過度に働き、血流が滞りやすくなります。
結果として頭痛や疲労感が日常的に現れ、集中力の低下を招くこともあります。

具体的には、座位のバランスが悪いと腰椎の自然なS字カーブが崩れ、腰痛を訴える者が増えます。
デスク周りの高さを調整しないと背中の張りが長時間続く事例が多いです。

対策としては、
勤務中の椅子の高さを調整して膝がほぼ90度になる位置を保ち、足裏全体を床につける習慣をつけましょう。
1時間に1度は立ち上がって軽いストレッチを入れる必要性があり効果的です。

長時間作業とストレスの相乗効果

長時間の作業は呼吸の浅さを引き起こし、体内の酸素供給が不足します。
これが筋肉の緊張を助長し、慢性痛のリスクを高めます。

ストレスは自律神経に影響を与え、筋緊張と眠りの質の低下を同時に促します。
睡眠不足は回復を遅らせ、疲労感が積み重なる悪循環を生み出します。

実務的には、
深呼吸法を1~2分程度取り入れるだけで交感神経の過剰な活動を抑えられます。
午後の会議前後には10分の休憩を取り、目を閉じてリラックスする習慣を整えましょう。

データとして、長時間座位を取る従業員は慢性痛の訴えが増える傾向が観察されています。
企業はストレス管理プログラムの導入を検討してほしいです。

中腰作業・持ち上げ動作のリスクと対策

中腰作業や持ち上げ動作は腰椎と体幹の安定性を崩しやすく、慢性腰痛の原因になり得ます。
繰り返し行うと腰周りの筋膜が張り、動作時の痛みが習慣化します。

対策としては、
作業前の準備体操、荷物の適正な重量設定、腰を丸めず背筋を使って物を持ち上げる習慣が有効です。

実際の現場では、荷物の持ち方を変えるだけで腰痛の発生頻度が大きく減少します。

具体的なステップとしては、

(1)荷物を持つ
(2)背中を丸めるのではなく、膝を曲げて腰を落とす低くする
(3)持ち上げる前に腹筋に力を入れて腹圧を高めて腰を保護する
(4))足首・膝・股関節を使って荷物を持ち上げる
(5)作業後の腰回りの軽いストレッチで緊張をほぐす

を実践してください。

身体の痛みと疲労を改善する具体的な対策

参照:厚生労働省アクティブガイド2023

職場の基本を整えたうえで、日常に取り入れやすいケアを組み込みます。
短時間で実践できる習慣を身につけることが、慢性症状の予防と改善に直結します。

職場でできる基本の姿勢と動作の見直し

  • 椅子の高さを調整し、足裏が床につく状態で膝が90度になる角度を保つ
  • 画面は視線より少し下に配置し、首の前傾を減らす
  • 持ち上げ動作は腰を丸めず、膝と股関節を使って体を低くする
  • 机と椅子の距離を適切に保ち、肩をリラックスさせるポジションを4時間に1度確認する

簡単ストレッチと短時間ケアのルーティン

①胸を開いて肩甲骨の寄せて肩関節を回す1日3回、各10回ずつ行う
②首周りのストレッチを座位で1分程度、緊張を感じる部位を中心に実施
③下を向くことが多いので顎を持ち上げて首の前を伸ばす
④椅子に座った状態で姿勢を良くして腹筋に力を入れて腿上げを10回づつ行うと腰が楽になる
⑤股関節が固まりやすいので足を開いたり閉じたりする
⑥股関節が常に曲がった状態なので一度横にズレて半座りで股関節を伸ばす

日常生活での再現性の高いセルフケア

  • こまめな休憩を取り、1時間ごとに軽い動きを入れる
  • 水分補給と規則正しい食事で体内の水分バランスを整える
  • 睡眠前に呼吸法でリラックスを促し、寝る30前はスマホを見ずに睡眠の質を高める
  • 成長ホルモンは就寝2-3時間で70%放出してリカバリーするので早期に深い眠りへ導く
  • 自宅でのケアとして、週に2回は全身のストレッチを10分程度追加する
  • 就寝前はリラックスできる音楽やアロマも活用して副交感神経優位に導く

今日から始める3つの実践

デスク周りの環境を整え、正しい座位を習慣化します。小さな改善が積み重なると疲労の蓄積を抑えられます。

  • 椅子の高さと背もたれのサポートを見直す
  • 画面の位置を目線より少し下に保つ
  • 1時間ごとに軽い動きを取り入れる

実践の具体例と手順

座位を改善する実践を日常に落とし込みます。例えば午後の会議前に椅子の高さを調整し直し、スクリーンの中心を目の高さの下20度程度に設定します。

  • 椅子の座面を膝の角度が直線になる高さに合わせる。椅子の深さを40〜45%の座面長に設定して腰のサポートを確保する。
  • モニターの上端が目の高さより1〜2センチ下になるよう調整し、画面の中心を視線の少し下に配置する。
  • 45分作業したら5分休憩でストレッチを入れる。肩回しや首の前後運動を1回ずつ行う。

データと専門家の示唆

研究は長時間の座位が腰痛と肩こりのリスクを高めることを示します。正しい姿勢を保つと筋緊張が低下し、遂行している者は作業効率が向上します。

  • 椅子のサポート不足が腰痛リスクを25%高めるとの報告がある
  • 画面位置を目線より下げると眼精疲労の軽減が期待できる
  • 定期的な休憩を取り入れた人は1日あたりの疲労自己評価が低下する傾向

ミズノ治療院スポーツマッサージ

MIZUNO Treatment Room

栃木県宇都宮市でミズノ治療院スポーツマッサージを開業しています。
私はバスケットボールのプロチームで長年活動してきました。

プロスポーツ選手もバスケットボール、サッカー、ゴルファーなどの方が来院されています。
学生スポーツ選手もたくさん来院してくださっています。

スポーツに関係ない一般の方もたくさん来院してくださっています。
痛みだけでなく、疲労回復のリラクゼーションとしても活用してくださっています。

ミズノ治療院スポーツマッサージのアプローチ

当院ではスポーツマッサージの技術を用い、日常の作業動作が引き起こす筋膜の緊張や血流の滞りを緩和します。ポイントは次の三点です。

  • 姿勢の改善と筋力バランスを整えるアプローチ
  • 短時間で実践できるセルフケアの組み込み
  • 職場環境と日常生活の連携を意識した継続ケア

笑顔になって帰ってもらいたいと願っています。

筋肉と関節の専門家

私のアプローチとしては筋肉と関節に対してより集中して対応させていただいています。

筋肉は何層にも重なり合って構成されています。
表層の筋肉が張っていると深層筋肉の状態を触知できず根本の問題を確認できません。

このようなアプローチで症状を軽減させていく流れとなります。

士業の方はデスクワークも多く肩周囲だけでなく、背骨の際がとても硬くなって背中から腰まで張り詰めてガチガチになってしまっているケースも多いです。
筋膜が硬くなって、さらに癒着してしまい、筋肉が動けない状態となっていますので、筋膜を対応することで症状は楽になっていきます。

ご予約方法

当院完全予約制です
来院される前に事前にご予約ください。

予約方法

・電話する 028-688-7270 (営業時間での対応)
・WEB予約 ご希望の日時をWEB予約システムより行ってください。
  >>https://www.junk-trainer.com/apoint/
・緊急時または時間外希望はLINE公式よりメッセージしてください。
  >>https://lin.ee/BYHIIy2

アクセス

アクセスの詳細はこちらのページに掲載しています↓
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宇都宮駅東口 徒歩20分 車4分
バス 宇都宮駅東口 4番乗り場 岡本駅西口行き 大黒天橋下車 徒歩2分

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