ミズノ治療院マッサージ技

マッサージの技術はとても大きな差が出る手技である

マッサージはよく疲れた際に行われる手技として広がっているかと思います。
マッサージといってもたくさんの種類に分類されていてよく違いが分からないという方も多いのかと思います。

今回の記事ではマッサージに関して詳しく解説して、私自身も国家資格を取得して治療に活用していますので具体的に記し理解を深めていただければと思います。

私は現在プロバスケチームでアスレティックトレーナーとして活動して24年となります。
毎日プロ選手にマッサージのテクニックを活用して治療にあたり、怪我の回復や怪我の予防として大きな原動力となっている手技です。

医療国家資格

医療のなかでも治療にあたる国家資格がいくつかあり、その中にはマッサージの資格も存在しています。

医師
理学療法士
柔道整復師
鍼灸師
あん摩マッサージ指圧師


上記が国家資格にあたります

もし施術を受ける際の一つの指標となるのが上記の国家資格となります。

医師は病院や診療所、柔道整復師は接骨院や整骨院という名称、鍼灸師は治療院や鍼灸院など、あん摩マッサージ指圧師は治療院やマッサージ院などという名称にしているところが多いかと思います。
さらにホームページ等でプロフィール欄に国家資格取得者は必ず上記の資格を掲載しているかと思いますので参考にしてください。

整体院や施術院などは国家資格保有者でないケースが多いことがありますので一つの指標になるかと思います。

マッサージとは

マッサージにもさまざまな種類があります。下記の手技からさらに細分化されていて実際には大きな差がなくなってきています。

マッサージはヨーロッパが発祥で日本にはフランスから入ってきたものと言われています。

1.マッサージ

マッサージとひとくくりされることが多いですが、国家資格でもあん摩、マッサージ、指圧と3つの異なる手技が合わさって1つの資格となっています。

あん摩

あん摩は元来視覚障害のある方にも同等な職業としても人気が高かった経緯もありますが、古代中国の医学から発展した手技療法で日本には奈良時代に伝わったとされる古い歴史があります。

体の中心から手足へと行う遠心性の動脈に対して行うアプローチの手技でおす、ほぐす、こねる、こする、さするなどの手技が合わさった形です。

マッサージ

マッサージはヨーロッパが発祥で明治時代にフランス渡った軍医により伝わったとされる手技です。

体の末端から中心に向かって行う求心性で静脈やリンパに対してアプローチする手技となります。

指圧

マリリンモンローに行った手技としても有名な浪越徳治郎氏があん摩をもとに発展した形となり母親のリウマチの痛みを和らげる目的で実施したことが始まりとされています。

もみほぐすというよりも押して圧をかけるという手技で体の中心から手足に向かっていく遠心性の手技です。

私はこの創設者の浪越徳治郎氏の日本指圧専門学校にて3年間通学して資格取得しています。

2.スポーツマッサージ

スポーツマッサージは、スポーツ選手の練習や試合前後に怪我の予防やパフォーマンス向上、疲労回復、リラクゼーションなどの目的でマッサージを行うことを言います。

3.オイルマッサージ

オイルを活用して皮膚の滑りを良くすることで滑らかに刺激を入れることができ筋肉や血管、リンパなどの流れをよくしていく目的です。
オイルマッサージにアロマを調合して実施することでアロマオイルマッサージ、リンパオイルマッサージ、スポーツオイルマッサージなど目的によって使い分けられているものです。

4.リンパマッサージ

リンパの流れをよくして老廃物を取り除き体の調和を図るのがリンパマッサージになります。

スポーツマッサージ

スポーツマッサージとは、スポーツ選手のコンディションの維持・疲労回復・運動機能向上を目的に行われるマッサージのことを指します。

スポーツ選手は毎日のように練習や試合を実施するので、良い状態をいかに維持向上しながらもリカバリーしていかなければなりません。

そのため、揉み返しや数日後に良くなるというような治療には向いていない傾向にあります。

いかに毎日良い状態で対応するのかということが根本的な考えで強すぎる刺激を与えて、より良い回復を狙うというよりは確実に翌日良い状態にするという治療を実施する必要があります。

そういう方針の中でスポーツマッサージを実施していくということが必要になるのでスポーツ生理学に基づき、運動中に使われる特定の筋肉をはじめ、身体深くの小さな筋肉や損傷した筋線維など、筋肉一つ一つの筋肉を機能回復させる目的もあります。

スポーツマッサージはスポーツ医学やスポーツ生理学の知識を習得したアスレティックトレーナーやあん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得した方がスポーツ選手に行う手技がスポーツマッサージになります。

私のスポーツマッサージのやり方

私の場合は基本的にはソフトタッチの手技です。
マッサージはリラックスしてもらった状態で実施すべきで痛みがつよく出るようなマッサージはもみ返しにつながってしまうケースがあり、選手のパフォーマンスに影響してしまうことがあります。

症状や部位によっても手技を使い分けて、効果的な対応を心がけています。

特に筋肉系や膜系にはシコリや張り感、硬さなどが出ることが多く、症状によってはマッサージよりもオイルマッサージの方が圧倒的に有効なケースもあります。

もちろん好みもありますがマッサージの場合は基本的にタオルを一枚通して行うケースになります。オイルマッサージの場合は肌直接実施しますのでこの辺りは大きな違いが出てきます。

表層の筋肉の緩みが出てくると深層の筋肉の張り感を感じられるようになるケースがあり、部分的に原因追求に時間がかかったり、マッサージ自体も表層を緩めた後に深層を実施する必要なケースもあるのでその分時間がかかってしまうケースもあります。

触って状態を確認することを触診と言いますが、問診して問題の把握をして、動きを見て、さらに触診して問題となる原因を見極め、アプローチしていきます。

そのアプローチ方法もマッサージだけではなく、ストレッチや関節のアライメント、動作改善、トレーニングなどあるように、マッサージの手技も症状や状態によって使い分けていく必要があります。さらに個人によっても圧の入れ方、反応の仕方が異なるので段階的に対応していく必要もあります。

何度か体を触って、反応を見て最も良いアプローチ方法が見えてくるものでもありますので、治療に際しては数回実施してほしく思っています。

受けてみないとわからない感覚

マッサージの施術はセラピストによって全く異なってきます。
ですから相性もあるのが実際です。

グルメでも人が美味しいと思っても、自分にとってはそうでもなかったという経験はあるかと思います。

すごく美味しかったということもありますが、不味くて全くダメだったということはよっぽどだと思います。

手技でも同様な感覚なのかと思います。
他の人がとても良くて勧めてくれたところは、大きなハズレはないものです。

まずは一度経験してほしいというのが私の考えです。
本格的なスポーツマッサージを行える場所は少ない現実があります。

プロバスケ選手を中心にアスリートに対応してきました。
バスケットボールの選手はシュートの感覚が命です。

とても繊細な感覚でシュートの感覚を研ぎ澄ましています。
その選手に対応してきた経験があり、国家資格を取得して30年以上の経験値があります。

チアリーダーのサポートも行ってきましたので女性へのアプローチも実績ありです。

マッサージが有効な症状は…

ではマッサージによってどんな症状改善が期待できるのでしょうか?

筋肉の張り感や違和感

筋肉は使うことで縮んで固くなっていきます。それだけならストレッチすればもとに戻っていくのですが、筋肉中に老廃物が溜まっていくことで強い張り感へと変化したり筋肉を包んでいる膜にも影響してさらに放置しておくと癒着してしまいます。

マッサージをして筋肉の状態を良い状態にしてストレッチと合わせることで筋肉の良い状態を維持向上することができます。

体に痛みの反応というサインが出なくても筋肉は動かさなくなると動きが悪くなり、さらに食べすぎると脂肪もついてしまい悪い方向へといってしまうわけです。

痛みがなくてもメンテナンスという形で筋肉の状態を確認するマッサージで触られることで自分自身の貼っている部位が確認もできますので定期的に行うと良いコンディションが維持できるようになっていきます。

肉離れや打撲後のシコリ軽減

筋肉にダメージが起こると修復する過程でシコリとして固くなる部位ができます。
その部位をそのままにしておくと、うまく伸び縮みできなくなって筋肉の使い方の偏りができ部分的に負担となって現れてきます。

その影響によって筋肉のバランスが悪化して関節への負担も大きくなり別の部位に影響して痛みとして現れるケースが多いものです。

根本的な原因を解消することで他の部分の痛みもなくなることもあります。

マッサージで触られて確認する、セラピストに触診をして問題を発見してもらうにはマッサージはとても有効な活用にもなります。

疲れによる疲労回復

スポーツだけでなく日々の仕事の蓄積によっても体のコンディションは低下していきます。

マッサージによってリラクゼーションを図ってリフレッシュした状態で活動すると良い一日となるでしょう。

メンタルとしても自分にご褒美を与えることで充実感ややる気スイッチ、マインドセットができることもあるはずです。

最近では小学生や中学生でも疲労感を訴える方が多くなってきています。スマホやタブレットなどの画面を長時間見ることも多くなり、ひと昔のように子供には贅沢だという概念は変わっています。

特に成長期に良い状態にしていくことで成長促進へとつながります。
小学生や中学生などでも試合の前にマッサージすることで大会成績がよく優勝できたという方もいます。

実際に私も小学生の女子で水泳の大会前にマッサージしてコンディション調整したら自己ベストのタイムができて県大会で優勝できたという選手もいます。

このように学生でもマッサージで体の状態を良くしてあげることも今では当たり前の流れとなっています。

肩こりや腰痛などの筋肉の硬さや固まりに

スポーツ選手だけでなくサラリーマンやOLでもマッサージはとても活用していただきたいです。

肩こりや腰痛にももちろん種類がありますが、筋肉によるものや関節によるものが多いことが実際です。

その部分をほぐす事で楽になっていきます。
ただし、マッサージだけではもとに戻りやすいのでもうひと工夫必要になってきます。

なぜ肩こりになっているのか、この問題の原因は何かを突き止めることで持続力が向上して肩こりの改善につながっていくのです。

ただマッサージをするだけでなく、この部分の筋力が不足しているケースもあれば、同じ姿勢での作業が原因なのか、などの対策を実施することでもっと良い形に導くことができるわけです。

まとめ

マッサージにもいろいろな手技があることがご理解できたかと思います。
また実際にセラピストによってもやり方、押し方、対応の仕方など異なって技術差が出てしまうのがマッサージのテクニックとなります。

まだ実際に体験したことのない方はぜひ一度体験してほしいですし、別のマッサージで良い思いをしていない方にも私のマッサージを体験してほしいです。

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