日本人の体の不調で最も多いのが、頭痛・腰痛・肩こりです。
今回は肩こりについて記していきたいと思います。
肩こりは特に女性に多い症状の一つです。
なぜ肩こりが起こるのか、原因を追求して原因に対した解決策を実行していくことが症状改善につながります。
辛い症状を放置しているとより張り感やコリが増加して悪化していきます。
悪化していくと症状が慢性化するだけでなく、感覚がなくなっていきます。
その状態がさらに続くことで四十肩や五十肩のような肩関節周囲炎として日常生活にも影響するダメージとなってしまいます。
肩こりといっても首の上部のコリ感、首から肩にかけてのコリ感、首の付け根から背中にかけてのコリ感など人によっても問題となっている部位が異なり、筋肉の負担のかかり方が異なっているわけです。
自分の肩こりのタイプを知って、原因を突き止め、何をすれば改善していくのかを知っていき、継続することです。
さらに治療を行うことで効率性と持続性が増加するので自分でできることと治療を合わせることでより軽減していき回復していきます。
【結論】
・何が問題で起こっている肩こりなのか原因を突き止めて、解決策を実行すること
・筋肉の疲労にも4つのパターンがあり、どの筋肉の使い方が影響しているかでアプローチも変わる
・症状によってセルフケア、トレーニング、運動、リフレッシュ、トリートメントとあるが継続することが大切
・一度専門家に指導してもらい、何が原因で起こっているのかを把握することでやるべき事が明確になり軽減していく
目次
肩こりの原因

肩こりといっても原因は様々あります。
・姿勢の悪さ
・ストレス
・運動不足
・冷え
・筋肉の疲労
このような点が代表的な肩こりの原因となっています。
姿勢の悪さが影響した肩こり

姿勢の悪さは、肩こりの主要な原因の一つです。
長時間パソコンやスマートフォンを使用することで、身体は自然と前かがみになり、肩や首の筋肉に負担がかかります。
このような姿勢が続くと筋肉が緊張し、血流が悪化するため、肩こりが引き起こされるのです。
定期的に姿勢を見直し、ストレッチや休憩を取り入れることが重要となります。
悪い姿勢が長く続くと部分的に負担がかかっているのでその部位が疲弊し筋肉は硬く縮むため、さらに血管や神経を圧迫して張り感やコリ感として症状が出ます。
ストレスからくる肩こり
ストレスからくる肩こりは、現代社会で多くの人が抱える問題です。
主な原因は、心理的な緊張や不安が筋肉を緊張させることです。
この状態が長期間続くと、血行が悪化し、痛みや不快感が増すことになります。
以下の表は、ストレスと肩こりの関係を示しています。
項目 | 説明 |
---|---|
ストレスの影響 | 心理的負荷が筋肉を緊張させる |
肩こりの症状 | 痛み、重さ、こわばり |
対策 | リラクゼーション、ストレッチ、適度な運動 |
心理的なストレスを軽減することが、肩こりの改善にもつながります。
運動不足による肩こり
運動不足も、肩こりの主要な原因の一つとされています。
筋肉が使われずにいると、血行が悪くなり、筋肉が緊張しやすくなります。
特にデスクワークや長時間の座り作業が多い現代社会では、肩や首の筋肉が固まりやすいです。
これにより、肩こりや首の痛みが引き起こされることが一般的です。
解決策としては、定期的なストレッチや軽い運動を取り入れることが推奨されます。
運動不足による肩こりのポイント
ポイント | 説明 |
---|---|
原因 | 血行不良、筋肉の緊張 |
影響 | 肩こり、首の痛み |
解決策 | ストレッチや軽い運動を定期的に行うこと |
運動することで筋肉がほぐれやすくなるだけでなく、筋温が上昇することで血行が良くなり、老廃物の流れが良くなることで循環や代謝も良くなります。
冷えによる肩こり
冷えからくる肩こりは、女性の多くの人々が経験する悩みの一つです。
特に冬季や冷房の効いた室内で長時間過ごすと、体が冷え、血行が悪くなります。
このような状態が続くと、肩の筋肉が緊張し、痛みや重さを感じやすくなる。
解決方法としては、以下のような対策が有効です:
対策 | 説明 |
---|---|
温める | 温熱療法や温かいストールで肩を温める。 |
ストレッチ | 簡単な肩のストレッチを行い、筋肉を柔らかくする。 |
血行促進 | 軽い運動やマッサージで血行を良くする。 |
服装に気を配る | 冷えを防ぐために、重ね着を意識する。 |
これらの対策を取り入れることで、冷えによる肩こりの軽減が期待できます。
筋肉の疲労

筋肉の疲労にも4つのパターンがあります。
・筋肉の力発揮(パワー)・・・重たいものを持ち上げる瞬発力
・筋持久力・・・繰り返し作業する反復動作で乳酸などの疲労物質による
・筋肉の耐性・・・持続してものを持っていたり耐える力
・疲労の蓄積・・・疲れを回復しきれずに積み重なっていく
このような影響で筋肉は疲労していきます。
筋肉の収縮形態として少し専門的になりますが、3つの筋肉の使い方があります。
・求心性筋収縮 (筋肉を縮める)
・等尺性筋収縮 (筋肉を固定する)
・遠心性筋収縮 (筋肉が伸ばされながら耐える)
筋肉の使い方は上記の3つのパターンがあり、ずっと同じ筋肉を使っていることで疲労が起こるわけです。
女性に多い原因

まず、筋力の違いです。
女性は男性に比べて筋力が弱いことが多く、姿勢を支える筋肉が疲れやすくなります。
次に、ホルモンの影響も大きいです。
生理前や妊娠中にホルモンバランスが変わることで、筋肉の緊張が高まり、肩こりを引き起こすことがあります。
さらに、デスクワークや家事による同じ姿勢が長時間続くことも原因です。
特に、スマートフォンやパソコンを使う時間が長いと、肩に負担がかかりやすくなります。
解決策として

肩こりによってもどの部位の肩こり、原因によってアプローチ方法が異なり、以下のような解決策があります。
あなたにとって何をやればいいのかは症状、環境面、時間の制約、性格によっても異なってしまうので可能であれば一度専門家に確認して頂き、指導を受けるとやるべきことが明確になるかと思います。
いずれにしても継続することが最も重要で、ちょっと良くなったからと言って継続しなければ再び悪化してしまうものです。
自分の症状を改善するには努力を継続することが大切なことです。
・セルフケア
・トレーニング
・運動
・リフレッシュ
・トリートメント
セルフケア
自分自身でできることとして
・入浴して血行を良くして疲労物質を取り除くこと
・使って硬く縮まった筋肉を元に戻すストレッチ
・首や肩を回したり動かしたりする体操で動きのスムーズさを出す
この辺りは自分自身で短時間でも対応できる時間を確保してほしい点です。
トレーニング
要するに日常生活や仕事に対する筋肉が不十分で疲労しやすい体であること、一箇所にダメージがかかりやすい動作習慣が問題となって症状が出ているケースは筋力をつけることと動作習慣を改善して負担を軽減させる必要があります。
筋力不足であれば強化をして筋力がついていけばダメージが軽減していきます。
しかし、筋力をつけるにはトレーニングが必要で筋肉に刺激を入れて一度筋肉の繊維に負担をかける必要があります。
それが筋肉痛となり回復したポイントで再びトレーニングしていくと強化されていくわけです。
動作習慣の改善は特に仕事中にどういう態勢が多く、どの部分にどのような筋肉の負担がかかっているのか原因を突き止める事で姿勢を修正していくトレーニングを行なって動きを改善していく必要があります。
負担が多くかかっている部分を軽減して分散させることでダメージが軽減していきます。
運動
疲れ切った体をさらに運動するとなると気が重くなってしまいます。
しかし、そこを乗り越えて運動してみると運動後にスッキリした感覚が出ます。
汗をかくことで血行が良くなり、老廃物も排出されて、気分的にも運動することは健康にもつながり、心身ともに良い影響を与えます。
特にデスクワークによる肩こりの方は、冷え・筋肉の固まり・足のむくみ・頭痛・疲れ目など複合的な症状を発症することも多い傾向です。
運動して筋肉を活性化し、血行を良くしてリカバリーする事で自然とセルフケアになっていきます。
ただしやりすぎたり、追い込みすぎるとダメージとして残ったり、別の部位を痛めたりするのでこの辺りは注意です。
リフレッシュ
仕事でのオンとオフを切り替えてリフレッシュできる環境を整えることも良いことです。
OFF日に趣味に没頭することはとても良いことです。
ただし肩こりの原因となっている動作は回避するようにした方が良いです。
普段デスクワークの方が趣味でもデスクワークになれば肩こりはより悪化してしまう可能性もあるのでオンとオフをうまく心身ともに切り替えていくと良いでしょう。
疲れ切って家でゴロゴロしていることも良いですが、気分のリフレッシュはお出かけすることの方がよりリカバリーできるので、うまく自分自身のリフレッシュできることに時間をかけてください。
トリートメント
上記の解決策を行えない方、継続できない方は治療やリラクゼーションで体を整える事が良い対応策となります。
なかなか自分自身では何を行えばいいのか解決策の糸口がわからないものです。
一度専門家に確認してもらい、セルフケアの指導やトレーニングの必要性、動作習慣の改善の必要性など指導してもらうとやるべき事が明確になっていくかと思います。
トリートメントして良い状態にした上でセルフケアやトレーニングを行うことで症状の軽減や別の部位の問題点など新たな発見もあるかもしれません。
町医者のようにあなたの体をメンテナンスしてもらえる専門家を見つけ出して対応してもらえるようになれば何かあった際に安心できるかと思います。
宇都宮市のミズノ治療院スポーツマッサージ

肩こりの対応していただける施設にも様々あります。
整形外科、接骨院、治療院、整体院、パーソナルトレーニング、リラクゼーションなどあります。
たくさんある中でどう選んでいいか分からない事が多い現実があります。
選別するポイント
・医療資格取得者
・自分のニーズに合っているか
・専門性と具体的な指導
・体感してみないと分からない
こういった点があるかと思います。
ミズノ治療院の強み
・医療資格あん摩マッサージ指圧師、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
・医療資格取得して32年間の経験
・プロバスケチームで24年間活動実績
・スポーツマッサージはリラクゼーションとしても良いです
・動作習慣の確認など原因を突き止めて解決策を見つけて対応します
あなたの負担を軽減できるよう最善を尽くして対応します。
ミズノ治療院の治療の流れ
1.オンラインまたは電話でご予約
2.オンライン問診票入力または来院して記入
3.カウンセリングと動作確認
4.治療またはリラクゼーション実施
5.必要な方はトレーニングやセルフケア指導
6.お会計、必要な方は次回予約
7.治療前後にLINEにて症状の確認/指導
ご予約後に来院前にできる事があればお伝えして症状の軽減など確認する事があります。
治療後もその後の経過で必要ならサポートします。
まとめ
今回、肩こりが女性に多い原因と解決策で生活の質向上というテーマで記してきました。
【まとめ】
・何が問題で起こっている肩こりなのか原因を突き止めて、解決策を実行すること
・筋肉の疲労にも4つのパターンがあり、どの筋肉の使い方が影響しているかでアプローチも変わる
・症状によってセルフケア、トレーニング、運動、リフレッシュ、トリートメントとあるが継続することが大切
・一度専門家に指導してもらい、何が原因で起こっているのかを把握することでやるべき事が明確になり軽減していく
肩こりはとても辛い日本人にとても多い症状の一つです。
自分の肩こりの原因を把握して解決策を実行して継続すれば軽減していき、日常生活でのイライラも減って生活の質が向上するはずです。
辛い状態を維持するだけではなかなか大きな変化につながりません。
特に色々と実行しても改善しないようなケースでは根本となっている原因の解決策に辿り着いていないという事です。
興味のある方はミズノ治療院があなたをサポートいたします。
2025年7月24日(木)に宇都宮市でミズノ治療院スポーツマッサージを開院いたします。
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