バスケコーチのための現場で役立つスポーツ医学

トレーナー目線でバスケットボールを紐解く

怪我をするリスクとして足先と膝の向きが大きく影響することを理解

足先と膝の向きが同じであれば怪我のリスクは少なく問題ない動作ですが、捻れが発生してしまい怪我のリスクが高まってしまいます。

練習前に怪我のリスクを回避する動作習慣のドリルを短時間で実施することで予防できる怪我もあります。

コーチングの計画性

長期的な計画と短期的な計画では考え方や対応の仕方も異なってくる

PDCAサイクルはビジネスの場面でよく活用される計画性ですが、バスケットボールでも活かすことができます。

OODAループは瞬時に起こることに対して行動を管理する考え方に適しています。

選手自身が自ら管理できるような指導が将来的に良い選手を生み出します。

心技体とよく言いますが、心の部分の占める割合が多い競技

Coach mindset change

コーチが科学や医学を意識することが選手の意識改革へと

精神的な安定、やる気、モチベーション、継続する力、取り組み方、考え方、プレッシャーなど精神面が大きく影響するスポーツであり、個人だけでなくチームとして機能させる意識改革

バスケットボールのスキルも年々向上している。現在では動画で何でも見れる時代、コーチも勉強しなければならないことは多い。効率よく強化し、体の使い方や悪い動作の改善も必要な時代。基礎的な医科学は知識として理解しなければならない。

選手の体力、体調、環境変化など選手を預かって指導する役割、怪我やコンディションをいかに良い状態で対応できるかがコーチへの信頼関係にも及ぼす時代です。

バスケットボールだけでなく、トータルした指導がチームとして求められる時代となっています。

コーチが現場で医学的なことに困っているケースは多いです

バスケットボールに関わって40年という年月が経ちました。

現在プロチームでアスレティックトレーナーとして活動しています。

ミニバス、中学生、高校生、大学生、社会人、プロチーム、日本代表、海外(モンゴル)での活動とコーチ、スクールコーチ、ストレングスコーチ、トレーナーと経験を重ねてきました。


AKIHIRO MIZUNO

水野 彰宏

アスレティックトレーナー

バスケットボールのコーチだから医学知識や科学的な指導は必要ないという時代はすでに終わっています。

特に環境に対する問題は年々世界的な温暖化によって熱中症の発生率も上昇しています。

温暖化だけでなく、現代の子供達は冷房環境が当たり前の自宅、学校生活となっています。

しかし、体育館はまだまだ空調が整った環境下で練習できているチームは少ないと思います。

昭和世代の指導者にとっての常識が現代の選手では非常識になっています。

万一、アクシデントが発生した際に環境整備や対応策を行なっていたのかが追及され責任が発生してきます。

指導者として医学的・科学的なことに対する知識が指導者にも求められる時代です。

わからないでは済まされない時代で、対応できなければトレーナー等の専門家が必要となってきます。

まだまだ現場での指導が不十分と実感せざるを得ないことから、少しでも参考になればと講座を作成しました。

講座内容

このコースではバスケットボールのコーチが現場で参考になるような内容を医科学ベースで紹介しています。

少しでも参考にしていただければ幸いです。


【1章】シューズの選び方 

 シューズの選び方 

 シューズの履き方 

 大きすぎるシューズは悪影響 

 シューズはデザインで判断はダメ 

 試合用と練習用 

【2章】バスケで起こりやすい怪我 

 突き指 

 足関節捻挫 

 オスグッド 

 ジャンパーズ・ニー 

 シンスプリント 

 腰痛 

 怪我と性格 

【3章】バスケ選手の成長痛 

 踵の骨端症 

 外脛骨障害 

 オスグッド 

 有痛性分裂膝蓋骨 

 腰椎分離症 

【4章】環境への順応性 

 現代の若者と中高年世代の違い 

 体重の管理 

 水分補給に対して 

 熱中症対策 

 夏場での練習環境 

 冬場での練習環境 

 試合での環境

【5章】コンディショニング 

 コンディションの要素 

 OODAループ(ウーダループ) 

 メンタル要素 

 ウォーミングアップとクールダウン 

【6章】身体組成 

 身長 

 体重 

 体脂肪率 

 筋肉量 

 足長 

 指極 

【7章】カテゴリー別のポイント 

 小学生(3-4年生) 

 小学生(5-6年生) 

 中学生 

 高校生 

 大学生 

 クラブチーム 

【8章】救急体制の整備 

 急な怪我に対して 

 熱中症に対して 

 内科疾患に対して 

 循環器に対して 

 軽度な怪我の対応 

【9章】怪我と練習のプログラミング 

 同じドリルを長時間繰り返す 

 チーム内に同じ怪我人が複数名いる 

 高強度の練習メニューが継続 

 急に練習内容が上がってしまう 

 下校時刻ギリギリまで練習してしまう 

 毎年同様の大怪我を出している 

【10章】合宿の必要性 

 集団行動 

 環境変化の適応 

 食事のチェック

 生活習慣の見直し 

 自立心の育成 

 遠征試合のイメージ

6時間半の動画コンテンツ構成

かなり時間をかけて講座を作成しました。

お伝えしたいことを各章にまとめています。

まだまだ不十分であり、現在続編も作成する予定です

講座ハイライト

ケガが起こるには理由がある

繰り返し起こるジャンプの衝撃、切り返し、ターンなどさまざまな動作がバスケットボールでは起こります。特に障害では体の使い方の習慣によって一部分に負担がかかってしまい生じます。

やらせてはいけないタイミングがあり、長期離脱につながる

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