初めまして、

この度栃木県宇都宮市でミズノ治療院スポーツマッサージを開業することとなりました。

高校2年時にバスケットボールの競技でジャンプシュートの着地にて激痛が走り、腰椎椎間板ヘルニアとなり、その後は足の痺れがひどく立っておしっこもできないほどの症状となり、医師より「あなたは一生運動ができません」と言われ大きな絶望感を味わいました。

当時県選抜にも選ばれていてチームでもキャプテンをしていたのでなんとか復帰しなければとの想いが強かったです。

親に無理を言って、当時高校野球でも名高いPL学園のトレーナーの方に診てもらったり、阪神タイガーのトレーナーだった方のいる病院へ愛知県まで行き治療をしてもらった事、東京のオリンピック選手のいく病院へも行きました。

水泳が負担がかからず良いリハビリになるということで、スイミングスクールにも通いました。

良いと言われたことは全てやりましたが改善せずにインターハイ予選にすら出場することができなかったです。

高校3年時の最後のウインターカップになんとか復帰できたものの満足できる競技レベルではなくそのまま大学での活動は無理と判断し現役を引退する事となりました。

(その後社会人として復活できクラブチームレベルですが全国大会にも何度か出場できています。)

その時に感じたのが、本当に困っていて、あらゆることを行っても解決できずに苦しんだ経験は絶望感と挫折感と切なさととても辛い時期でありました。

私のように困っている方のサポートをできればという想いで、医療の道に進みました。

腰の治療で大金を使ってしまった事があり、進学は自分でなんとかしなければならず、電車通学は足の痺れで満員電車を立って通える状況ではないこと、入学金や学費が必要な事がありその条件をクリアできることが1つあり、新聞配達の奨学生としてなら、学校の近くの住み込みで奨学金としても3年間の学費を全て支払える事がわかり、決断しました。

毎朝3時に起きて新聞配達して、学校へ行き、夕刊を配達して、集金して、新聞の勧誘をしてと、かなり過酷な日々でしたが 途中でやめれば奨学金を返納しなければならないので3年間やるしかなかったわけです。

あん摩マッサージ指圧師の資格も取得して、カイロプラクティックの技術に魅了されその後3年間弟子入りし、トレーナーとしても修行してスキルに磨きをかけて行きました。

その結果、長年バスケットボールのトレーナーとしても関わる事ができ、高校、大学、プロチーム、日本代表、モンゴルでも活動させていただき、多くの経験を得る事ができました。

プロ選手はとても繊細で少しの体の変化が競技に影響するので細かな対応を迫られます。

別チームのプロ選手や学生から相談されることが多くなり、プロチームで得たことを本来の医学の道に進んだ動機である怪我で困っている方のサポートしたいと考えるようになりました。

そのためにはプロチームの専属を卒業して、治療院として開業することが第一歩と考えました。

宇都宮は妻の祖母が住んでいた街で、私たち夫婦も住民として8年間過ごし、最も安らぐ地でありここで始動したいと思いました。

地域の方々やバスケットボールまたその他の競技のスポーツで私のように辛い思いをしている方のサポートをして決して諦めずに最善を尽くして対応できるよう精進し、お役に立てればと思っています。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ミズノ治療院スポーツマッサージ

院長　水野彰宏