膝の痛みといってもさまざまな症状があります。
今回はスポーツによる障害は別として中年になって発症する膝の痛みに対して紹介していきたいと思います。
40歳過ぎると膝の問題を抱える人が急激に増加してきます。
なぜ膝の痛みが出てくるのかを知ることで予防することができ、高齢で起こる膝の変形性膝関節症による苦痛を回避できるようにしたいものです。
現在栃木県宇都宮市で治療院を開業していて、膝の痛みを訴える方が10代から70代までたくさんの方がお越しくださっています。
それまではプロバスケチームで活動していました。プロバスケ選手は膝の問題が多く酷使して20代で変形してしまう方、10代で靭帯の手術をしている方などさまざまな症状があり、その中でもどうパフォーマンスを出すか試行錯誤して対応してきました。
そのため繊細な対応を求められてきたので一般の方にも、とても経験と知識と技術を活かすことができています。
膝痛の種類

膝痛にもさまざまな症状が実際にあります。
・変形性膝関節症
・半月板損傷
・軟骨損傷
・膝蓋靭帯炎
・腸脛靭帯炎
・鵞足炎
・棚障害
・遊離体による炎症
などが特に代表的な症状になります。
ケガによる痛み
転倒による打ち身によって痛みが出るケースもあります。要するに衝撃によるダメージが影響してしまうケースです。
つまづいて膝をグネッてしまうケースは多いです。
膝を強打して打撲だけでなく、内側で骨挫傷を起こしてそれがきっかけとなって軟骨に傷が入ることも起こりやすいケースです。
後遺症によるダメージ
特に多いのが過去に膝の手術の既往歴があるケースです。
手術してリハビリして日常生活だけでなく、スポーツできるレベルまで回復して安心した状態になりますが、時間と共に筋肉と関節の問題が起こってきます。
前十字靭帯の損傷で再腱術をする際に膝蓋靭帯や半腱様筋などの部位から移植して再腱するためどうしても膝周囲の筋肉のバランスが崩れてしまう傾向にあります。
病院のリハビリもずっと通うわけではなく、しばらくして良くなればいかなくなるものです。
定期的なチェックも行わないとどんどん悪化していくことでダメージとして影響が出てきてしまいます。
半月板でも損傷したりすると遊離体として内部で悪さして関節面のダメージが出てしまい変形してしまうことにもつながってしまいます。
だんだんと痛みが出てきた
膝は足の中でも足首と股関節に挟まれている中間の関節となり負担がかかりやすい関節のため痛みとして悪化しやすい関節です。
特に40歳過ぎると今までのように無理するとダメージとして残り、筋力も衰えてくるものです。筋肉が硬くなり、関節面のゆとりがなくなって関節の摩擦力が増加することで炎症が発生しやすくなります。
すると痛みとして動かすことでより痛みが増加してしまうのでうごかす範囲が狭くなってきます。
可動域が悪くなるとより硬さが目立ち、動かさないことと炎症によって筋肉や筋膜が癒着してしまい、硬さがさらに進行してしまい、筋肉のバランスが崩れて関節面が捻じれてしまいます。すると骨が擦れる要素がさらに増加して痛みや軟骨損傷へとつながっていくことでだんだんと痛みが増加していくのです。
膝が痛くなる10個の要因

膝が痛くなるといっても個人差があり、症状も異なるわけです。
痛くなる要因は10個ほどありますので、自分がどのタイプで痛みが出ているのかを認識することで対応策にもつながるかと思います。
ただし、10個が単発での影響で痛みを発生しているわけでなく、複数の要因が影響していくことの方が多い点もあります。
そのため問題となっている痛みの原因が何かを突き止める必要があり、そこが明確になるとあとは解決策を優先順位をつけてアプローチしていくことで少しづつ解決していく事で痛みが軽減していくわけです。
もちろん軟骨や骨の変形したものを元に戻すことはできないので、膝の痛みが完治するという点は難しい問題となります。
しかし、現在の痛みを軽減させること、苦痛となっている状態を回避することは十分可能となります。
1.関節の老化
年齢と共に関節の軟骨が劣化し、摩耗が進むのはどうしても仕方がないことです。
ただし関節の摩耗の原因は筋肉の硬さによって関節への摩擦力が増加してしまう影響が大きく、老化と決めつけずにストレッチなどの柔軟性を保つことは大切な対応策の一つです。
2.運動不足
運動不足は筋肉の活動だけでなく、血行による体の循環、血管年齢なども影響してきます。
特に重力に対して静脈やリンパが戻る原動力は筋肉の収縮も影響するので、足のむくみなどにも関係してきます。
適度な運動は生活習慣病や関節にも良い働きが起こります。
しかし、その反面運動を急に始めると余計痛みが強くなる事もあります。
運動を始める際は物足りないレベルに抑えて1ヶ月くらい時間をかけてゆっくりと徐々にレベルアップするようにして膝だけでなく、体へのダメージを与えすぎないようにしましょう。
3.肥満
体重が増加することで、膝にかかる負荷が大きくなります。40代になるとやはり仕事や家事、子供のサポートで多忙となり自分の事に費やす時間も減りやすくなる傾向です。
その影響もあり筋力の低下、ストレスによる体重増加など膝に負担がかかってしまう事にもつながってしまうものです。
体重が増えて、筋力が低下すると重力による影響もあり関節面の摩耗が増加してしまう事につながりやすく、特に何もしていなくてもだんだん膝が痛くなったという方も多くなります。
4.骨粗しょう症
骨密度が減少し、骨がもろくなって膝に影響を及ぼします。
膝関節にかかるクッション性が低下する事で体重や動作による衝撃が軟骨や骨に伝わりやすくなり、痛みを引き起こします。
日本人の最も不足しやすい栄養素がカルシウムなので意識して摂取するようにしましょう。
特に暑いと発汗します。発汗によってカルシウムが放出されるので接種を心がけて欲しい時期もあり、骨が弱くなると膝の痛みだけでなく、骨折もしやすくなってしまいます。
5.過去の怪我
膝の怪我にもさまざまあり、成長痛による骨の隆起による後遺症、靭帯の断裂や部分断裂や靭帯の緩み、半月板損傷、手術による影響などさまざまな過去の問題や後遺症として影響してきます。
その時は良くても、筋力の衰えによっても膝の問題が発生してくるケースはとても多くなってきます。
一度痛めた部位は筋肉のがつきにくく、負担もかかりやすくなってくるので悪化しやすい点もあります。
良い状態をキープできるよう対策をしていく必要があります。
6.遺伝的要因
膝の痛みは親子で同様の症状になるケースも多い傾向です。
もちろん個人差はありますし、過去に行っていたスポーツにも影響してきます。
当院に来ている60代の姉妹はお二方とも変形性膝関節症でその方達のお母様も同様に変形性膝関節症だったとのことです。
また姉妹で動作習慣も似ているし、痛めている原因も一緒でありにるものだなと感心していたことがありました。
7.不適切な靴の選択
足に合わない靴は悪い動作習慣となり、姿勢を悪化させて負担が足にかかりやすくなってしまう事もあります。
靴底が薄いと衝撃もかかってくるし、踵が高いと重心の位置が変わって足への負担も変わってきます。
履きなれた靴であっても、踵のすり減りがあれば悪い動きとなってしまい負担が増加してしまい膝への痛みも増加してしまう恐れもあります。
8.高強度の運動
普段から適度に運動している方でも、強度があがれば負担が増加して痛みにつながることがあります。
特に昔はバリバリ出来ていた方はその時の記憶が残っているので同じ事をしても大丈夫と思いがちですが、実際は筋肉や関節に対して負担がかかりダメージとして影響してしまうケースが多いものです。
突然強度の高い事はせずに段階的に負荷を増やしていくことがリスク回避できます。
9.関節炎
関節炎にもさまざまあります。
・筋肉の硬さや筋膜の癒着によって関節への負担がかかっているケース
・関節の内部の変形や遊離体、滑膜による影響があるケース
要するに関節の外部要因と内部要因による影響です。
関節の外部であればアプローチで改善しやすく対応できます。
内部の問題の場合は内部に対して対応しなければならず外科的な処置も必要となってきます。
問題となっている痛みの原因を突き止める事が必要でまずは外部要因に対してアプローチして、改善しないようなら内部要因に対して検査や処置など方向性を決めていく必要となります。
10.ストレス
ストレスといっても肉体的なストレスと精神的なストレスもあり、個人差や環境によっても大きく変化するものです。
ストレスによって活動量の低下、暴飲暴食による体重増加、ストレス解消での激しいスポーツなど膝への影響も考えられるわけです。
未来を考えた対策

膝の痛みはその時だけの痛みではなく、長年継続して痛みが継続するケースも多いです。
特に一度変形が起こってしまうと関節面の摩擦によって変形の進行が進んでいき、同時に痛みも増加していきます。
誰しも自分の足でいつまでも活動したいという思いは永遠です。
今の痛みを放置すると今後の未来に影響していくことを認識して悪化させないメンテナンスという考えを持ってほしいと願っています。
5年後10年後または20年後の先を考えて膝の痛みを悪化させないような配慮がいつまでも旅行や活動をアクティブにして選択肢の多い人生を満喫する事ができるのではないかと思います。
40代から老化は進行中
30代ではあまり体力の衰えを実感しなくても40代になるとかなり現実的な衰えを実感していきます。
衰えだけでなく、今まで頑張れたことがなかなか遂行できなくなってくるものです。
その中でも筋力は意識して行わないとすぐに衰えてくることを実感するはずです。
これは私自身スポーツの現場で活動して実感してきた事です。
さらに言えば筋力は意識すればなんとか保てても、筋持久力は確実に衰えていきます。
スポーツをやっいる人とやっていない人では大きな差となって影響していきます。
膝を悪化させないために
変形性膝関節症の方を対応してきて感じる事は、外部要因である筋肉や筋膜の硬さと癒着によって、関節に捻れが起こって関節面の部分的な摩擦力が影響して痛みを発症しているケースがとても多く感じています。
悪化させないために行うことは以下の事に配慮してほしいです。
1.筋肉の硬さを解消するマッサージやストレッチ
2.筋膜の癒着を取り除く関節の動きの改善
3.関節の捻れをとる筋肉のバランス
4.関節を良い状態にしてら筋力強化
5.痛みが強くなる前にメンテナンスして悪化させない
自分で出来ることとできない事が実際にはあると思いますので専門家に相談することが近道です。
自分の足でいつまでも歩ける対策
まず今起こっている問題となっている膝の痛みの原因は何かを突き止める必要があります。
原因が分かれば後は解決策をアプローチしていくことで痛みが軽減していきます。
もちろん変形してしまったものを元に戻す事はできません。
痛みを軽減すること、苦痛を軽減することは十分可能なので、生活や活動に対して対応できる状態をいかに持続できるかという事が大切となります。
良い状態を維持して、悪くなってきたらメンテナンスしていくという考えが大切です。
自分で対応する限界

膝の痛みは原因がさまざまであり、その原因を知ることが大切となります。
ただ、整形外科に行っても医師によっては加齢だねとしかいってもらえない事が多い現実もあります。
膝が腫れてしまえば膝の水を抜いて鎮痛剤を処方されておしまいのケースも多いのではないでしょうか?
痛みの原因は分かりづらい
膝の痛みは何が原因で起こっているのかをしっかりと把握できれば対応策としてもアプローチできます。
しかし、膝の痛みは私自身でも痛みが出た際に内側半月板の痛みではないかなと思っても痛めた覚えはなく、何の痛みかが理解するまでに時間がかかってしまった経験もあります。結果的には鵞足炎であり、半腱様筋の柔軟性の低下によって膝の内側が痛くなり、原因を掴めるまでに3日間かかってしまいました。
そのため一般の方が膝の痛みの原因を突き止めるにはなかなかの難易度があります。
痛みの原因を明確にしないと解決策が見当たらず間違ったアプローチをし続けてしまう事にもつながってしまいます。
年とともに分かっていてもできない現実
年齢を重ねるとやらなければならないと分かっていてもできない現実があります。
膝の痛みは継続して実行しなければならない点もあるのでどうしても対応しきれない現実があります。
私自身痛みがあってもストレッチするのが面倒でサボってしまうことがよくあります。
本当に目標がないと徹底して継続した実行は本当に難しいことです。
だから指導してもらう、サポートしてもらい、やってもらうというヘルプをしてもらう事も必要となってくるのです。
自分自身の体であり、これから先もこの体で生活していく必要があるので良い状態にしていかなければならない点もあります。
専門家に任せてやるべきことを明確に
何でもかんでも自分でやるタイプの人もいます。
自分でできて、良い状況であればそれに越した事はありません。
自分ではできない事、わからない事は放置せずに専門家に任せることも必要となります。
もちろん個人によって合う合わないということは十分起こりますが、何らかの刺激や知恵をいただき次につながるという事は発展していきます。
サポートしてもらえれば、自己流よりもより良い状態で活動できるので専門家に見てもらう事は必要なタイミングがあります。
悪くしないマインド

膝は年齢とともに痛みが増加して悪化してしまう傾向にあります。
どう現場を維持していくかという点を考慮しなければなりません。
痛くなったら病院へ行く日常をやめよう
日本は医療保険制度があり、低額で医療を受けれるシステムが構築されています。
これがアメリカではMRI検査一つでも大きな差があります。
日本ではMRI検査は8,000円程度の1万円以下で検査できますが、アメリカでは保険制度がないので10万円程度します。
これだけ日本は医療に対して優れた国でありますが、高齢化して一昔までは接骨院でも保険適応でしたが、現在は接骨院が保険だけでは経営できなくなり自費治療へ以降せざるを得ない状況となっています。
このように日本は高齢化の影響が今後大きくなり、ますます自己負担が増加していくでしょう。
痛くなったら病院へ行く、検査するというスタイルでは膝の痛みは悪化してしまう流れとなります。
悪化させないように先手を打っていく考えが今後必要になっていく時代の流れとなります。
そのためには自己管理と体を任せられる専門家の存在が必要となってきます。
アメリカはホームドクター制が根付いていて信頼できる医療関係者の各分野の専門家と常に連絡を取れるような体制となっています。
日本の医師は親身に話を聞くような時間がなく、流れ作業のような対応をせざるを得ない現実があります。
とても難しいですが、病院以外の体を任せられる信頼を得られるセラピストは今後必須となる時代がすぐに訪れるでしょう。
病院は検査と診断を下す場所
病院を否定しているわけではありません。
私もプロチームで活動しているときは毎日のように医師と連絡をとり毎週のように病院へ行って対応してもらっていました。
だから尚更わかるのです。
病院は検査をして診断名を確定させていく場所です。
外科的なアプローチは注射する、血液を採取するなどで後は手術が必要なレベルの対応となります。
リハビリも順番を待ってそこまでじっくりと対応してくれるところと簡単に終わってしまうところに二極化している印象です。
病院で痛みが軽減してとてもよく対応してもらえているのであれば継続すべきです。
しかし、なかなか改善しないのであれば問題となっている痛みの原因に対してアプローチできていないのではないかと思います。
手術の前にやれる事もある
膝の痛みで手術が必要なケースは前十字靭帯損傷、半月板損傷によって膝の曲げ伸ばしがロックされて動かない状態、遊離体の影響で膝の曲げ伸ばしの際に引っ掛かるなどあるかと思います。
スポーツ競技をするのと日常生活を行うのではまた状況も異なってきます。
高齢になってしまえば手術してもリハビリに対応できないケースもありマイナスとなってしまうケースもあるわけです。
まずはそれ以外の対処方法を試して、それでもダメなら手術という流れでも良いのかと思います。
まとめ
膝の痛みには様々な症状があり、自分自身で症状の原因を把握することはとても難しいです。
問題となっている原因も複合化して医師でも判断つかずに解決できないケースもあります。
問題となっている痛みの原因の本質を突き止められれば解決策としてのアプローチを行うことで症状は軽減するはずです。
なかなか改善しないという事は原因が突き止められていないということになるので別のアプローチが必要となります。
特に膝は一度痛めると変形してしまいやすい関節です。
変形したものは元に戻すことができないので、今後悪化させないことが必要となります。
そのためには何がベストなのか選択肢の中で良い反応を示すことを実行していく必要があります。
今後も一生あなたの膝で歩んでいく人生です。
痛みがなく活動できることを今後も維持していければ生活レベルが高く苦痛だらけの膝の痛みではなく、楽しい活動ができるのではないかと思います。
当院は未来を見据えたサポートができるよう心がけています。
ミズノ治療院スポーツマッサージ

膝の痛みで来院される方の問題となっている痛みの軽減と苦痛から解放されて喜んでいただけています。
もちろん1回の対応で完治するわけではなく、膝の痛みは症状も様々ですので問題期間が長ければその分回復にも時間は必要となります。
ただし初回でもその違いを実感して頂けていますのでお悩みがあれば一度ご連絡いただくかご予約していただければと思います。
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