膝の後遺症から変形性膝関節症と言われて、痛みや腫れで悩んでいる方は大変多いかと思います。
変形してしまった症状は戻すことはできませんが、それ以上悪化させないように予防することは可能だと思っています。
しかし、多くの方は現在の痛みの原因が何かを理解できていなく、より悪循環している様にも思えます。
整形外科やクリニックに受診してリハビリテーションしてもなかなか良くならない点もあるかと思います。
今回は、変形性膝関節症の痛みや腫れにどう対応していけば良いか記していきますので、少しでも参考になればと思っています。
【音声配信】変形性膝関節症の腫れによる対応①
【音声配信】変形性膝関節症の腫れによる対応②
目次
変形性膝関節症とは何か

変形性膝関節症といってもその症状にはいくつものパターンがあります。
現在の膝の痛みや腫れは何が原因で起こっているのかをしっかりと導き出して、解決策を実行していく必要があります。
膝の痛みもさまざまあり、骨がすり減り起こる痛みや神経による痛み、軟骨損傷による痛み、動作痛などあり変形してしまうことでO脚のように異常な膝の形となってしまうケースも多いです。
主な原因
- 昔怪我をした後遺症
- 動作習慣の癖による摩擦力の増加
- 疲労の蓄積による可動域の悪化
- 膝の捻れによる関節面の負担増加
- 骨片や軟骨などの遊離体によるダメージ
昔怪我をした後遺症
昔に膝の靭帯や半月板を損傷してしまったりと怪我をした既往歴があると関節面の不安定が生じてしまいます。
膝の靭帯は関節を安定させるために4つの靭帯で守られています。
・前十字靭帯(ぜんじゅうじじんたい)
・後十字靭帯(こうじゅうじじんたい)
・内側側副靱帯(ないそくそくふくじんたい)
・外側側副靭帯(がいそくそくふくじんたい)
この中でも特に前十字靭帯は大腿骨に対して下腿が前後に動くのを抑える役割があり、スポーツ時にはとても重要な役割を果たしている靭帯となります。回転性の競技や球技の切り返し動作やコンタクトスポーツなどでは損傷してしまえば手術しないと膝崩れしてしまい力が抜けてしまう現象になり、膝関節のダメージや半月板の損傷につながってしまいます。
靱帯は関節の安定感を出すための役割があります。
半月板(はんげつばん)は軟骨で膝の関節面の衝撃を緩和させて曲げ伸ばしをスムーズにする役割があります。
半月板が損傷してしまうと、関節のスムーズな動きができなくなったり、関節面に挟み込まれたりとロックされて通常に歩けなくなってしまうこともあります。
膝関節を構成している大腿骨(だいたいこつ)や膝下の脛骨(けいこつ)の端には軟骨があり、関節の動きのスムーズさを出すための役割があります。
そして膝のお皿の膝蓋骨(しつがいこつ)があり大腿骨の軟骨を滑る様にしてスムーズに膝の曲げ伸ばしができるわけです。
これらのどこかが損傷している後遺症があれば関節に負担がかかり変形性膝関節症になりやすくなってしまいます。
さらに体重増加や肥満になってしまえば膝への負担は強くなってしまいます。
動作習慣の癖による摩擦力の増加

人は同じような動作を繰り返して、動きやすい癖の習慣があり行動するわけです。
自分では動きやすくても、関節面に対しては負担となっているケースも多いわけです。
たまに違ったことをやるとその後体へのダメージは大きくなる経験があるかと思います。
旅行でたくさん歩いた、雪かきなど普段やらない作業をした、こういったケースは使う筋肉が別となり今まで使っていない筋肉を使ったことでダメージとして体に影響するわけです。
長年の使い方の癖によって筋肉のバランスが崩れてしまい、一箇所に負担がかかっているとその部位が過緊張して関節に捻れが生じてしまうこととなり、膝関節の曲げ伸ばしの際に摩擦力が増加してしまい、負担が増加して痛みや腫れの原因となっているのです。
さらにその状態が続けば関節面にも影響して変形性膝関節症となってしまうのです。
疲労の蓄積による可動域の悪化
仕事や作業によって体が疲労し、翌日にもダメージが残ってしまうことが続けば疲労が蓄積されて、筋肉の硬さ、柔軟性の低下が起こってきます。
このような状態が長く続き疲労が蓄積されて限界を超えると関節面の摩擦によって炎症が出てしまい腫れが起こってしまうのです。
スポーツ選手がこの様な症状になりやすく、特に怪我をした後遺症があって無理をしなければならない大会の時期などは疲労と回復のバランスが崩れてしまい疲労が蓄積されやすく、痛みや怪我も起こりやすい状況となってしまいます。
特に年を重ねると疲れやすくなり行動することが面倒になります。
その結果自分でストレッチなどのセルフケアが疎かになってしまい、筋肉のゆとりがなくなり筋肉は硬く縮まってしまいます。
すると関節の可動域が悪くなり悪循環となってしまいより負担がかかりやすい状態で仕事や作業や運動を行なってしまうわけです。
その結果摩擦力が増加してしまい、膝関節に負担がかかり、変形性膝関節症になって痛みや腫れが出てしまうのです。
膝の捻れによる関節面の負担増加
筋肉のバランスが崩れたり、動作習慣によって筋肉が部分的に硬くなると、筋肉は関節をまたいで別の骨に付着しているので、骨を引っ張ってしまいます。その結果関節が捻れてしまい、関節のゆとりがなくなってしまい、摩擦力が増加してしまい痛みや腫れが出現していくのです。
怪我をしたり打撲をしたり、部分的に筋肉がダメージを受け機能しなくなっていることもあります。
使いすぎて摩擦が大きく加わることで筋肉や筋膜が癒着してしまい引っ掛かりや違和感が出てきます。
そういった状態が長く続くと摩擦を回避するために、より動作がおかしくなって負担がかかってしまいます。
結果痛みや腫れが出てしまい変形が進行してしまうことにつながるのです。
骨片や軟骨などの遊離体によるダメージ
よく関節ネズミと聞くかもしれません。関節の骨も摩擦が大きくなると骨に棘(とげ)ができてしまいます。そして転倒や衝撃などによってその骨の棘が折れて離れてしまうと遊離体として関節内に存在してしまいます。
また軟骨も同様で関節の摩擦によって軟骨が剥がれてしまい遊離体となってしまうことがあります。
このように骨や軟骨などが遊離体として関節の中に入り込んでしまうと、靴の中に小石が入ると違和感を感じるように膝の中でも違和感や痛みが生じてしまいます。
さらにその状態でも日常動作や活動をしなければならないことが多く、関節面に悪影響となって骨の変形を早めてしまうケースとなってしまいます。
この様に変形性膝関節症といってもさまざまなタイプがあり、ご自身がどの様な状態なのかをしっかりと確認する必要があります。
その状態によって解決策が異なってくるわけで、問題となっている変形性膝関節症の原因を理解することが、次の正しい対応策につながっていきます。
一般的な症状

変形性膝関節症でも症状は人それぞれです。
・痛みはあるが日常生活レベルではそこまで影響しない軽症の状態
・結構痛みが強くて日常でも影響しているが無理すれば対応可能な状態
・痛みが強く腫れがあり、日常生活に影響して歩くのも辛い重症の状態
・歩くことすらしんどくて何もできないような深刻な状態
症状の段階的なレベルとして
違和感がある
痛みがある
動きが悪くなる
腫れている
動き始めが痛い
寝ていても痛くて起きてしまう
痛くて長時間は動けない
痛みだけでなく膝が腫れてしまい水が溜まってしまっている状態ではかなり関節面に負担がかかっている状態です。
膝に水が溜まってしまうと関節の内圧がかかってしまい関節の曲げ伸ばしが影響して痛みも増加してしまいます。
そのため膝に溜まった水を抜くと内圧が下がり痛みは軽減します。
ただし、なぜ膝に水が溜まったのかその原因が解決していなければ、再び水が溜まってきますので根本的な原因は改善していくことが必要なわけです。
対処療法として水を抜くこと、人工的に注射をしてヒアルロン酸を行い、摩擦の負担を軽減させる事も臨床として可能です。
この辺りは内科ではなく総合医療センターなど整形外科に受付で相談して希望を伝えて対応してくれると思います。
膝の水が溜まる原因

上の画像は変形性膝関節症のレントゲン画像です。
変形性膝関節症では人それぞれ影響している部位の問題が異なっているのでこの様に画像で確認すればより明確なアプへローチ方法が見つかってきます。
一度変形してしまえば元に戻ることはなく、いかに今後の悪化を防いでいくかという対策になります。
炎症反応
写真の左は外側の半月板部分に遊離体などが挟まっている様な状況です。内側は関節の隙間が少なくなっています。
赤丸の部分の摩擦が影響して痛みが出現するタイプです。
写真左から2番目は外側に遊離体もあり、半月板はあるものの外側の靭帯の繊維化を起こして癒着しているイメージが確認できます。
右から2番目は外側に隙間がなく骨同士がぶつかって摩擦による影響があり今後さらに変形する予測ができます。
一番右では内側で骨がぶつかって摩擦がかかり、さらに関節の歪みも起こっています。
この様な様々なケースでは骨同士の摩擦がかかり骨が変形し、痛みが強く出現してさらに炎症を抑えるための水腫として腫れが起こってしまうのです。
摩擦による軟骨ダメージ
上記いずれのケースでも関節の隙間がなくなってしまい、骨の表面を覆っている軟骨が損傷しているのがイメージできます。
レントゲンでは軟骨は映らないので、軟骨部分もしっかり確認したい場合はMRI検査をすると分かります。
軟骨部分は繰り返して摩擦が加わっていくと軟骨が壊死してしまいます。
軟骨が壊死してしまうと剥がれて遊離体となって、さらに関節面で悪影響をしてしまうのです。
なぜ摩擦力が大きくかかってしまうのかは関節の位置が悪くなるアライメント不良による影響が大きくなります。
なぜアライメント不良(関節の歪み)が起こるのかは動作の習慣による癖、かばって対応していることによる負担、筋肉が硬くなりゆとりがなくなってしまうなど影響してしまいます。
軟骨にダメージが出るとアスリートでも筋力が低下してしまい、脱力してしまうのです。
ですから高齢になればより筋力が入らずに支えることができなくなっていくのです。
筋肉をほぐしてゆとりを作り関節の位置をよくして摩擦力の負担を軽減した状態で強化していくことも必要となります。
【音声配信】30代でも膝の変形は進んでいく
水が溜まるとどうなるか?

なぜ膝に水が溜まってしまうのか?
上記で説明してもう理解しているかと思いますが、摩擦が生じてダメージとなり炎症症状が強くなります。
炎症が強くなると患部に熱が出てしまうわけです。
その熱を抑える防御反応として水を出して冷却する反応が起こるわけです。
要するにそれ以上酷使するとどんどん悪くなってしまうから、まず水を出して熱を冷ます防御を取ります。
それでも無理するともっと水を出して痛みと動きを悪くして使っちゃだめだよとサインを送っているのです。
これは人間だけでなく機械でも同じように働きます。
例えば携帯電話で動画をずっと見ているとどんどん熱くなってきます。
それでも使っていくとフリーズして画面が動かなくなったことが1度はあるかと思います。
使いすぎると熱が出てさらに使うと機能ダウン、それでも酷使するとフリーズして動かなくなる
機械でもそうなのですから、もっと繊細でたくさんのセンサーを持った人間では痛みと腫れが警告のサインとなっているのです。
日常生活への影響
膝が腫れるとしばらくダメージとして残りさらに変形も進んでしまいます。
でも安静にしていたからといってすぐに腫れが引くわけではなく、しばらく悪い状態が続いてしまいます。
その際に仕事やイベントなどで活動を停止できないことが多く、より悪化させてしまうのです。
無理をすればするほど状態は悪化してしまうわけです。
病院に行くと水腫が多いとその水を抜く処置があります。
水を抜くことで内圧が低下して痛みや動きは軽減してリセットできます。
ここで問題なのが元の原因が改善していないことです。
一旦リセットすれば痛みは軽減してまた無理ができてしまうことも多々あります。
もちろん時には必要なこともありますが、やはり根本的なことを改善しなくては再び腫れて水が溜まってしまうのです。
・筋肉によって関節のゆとりがなくなっているケース
・関節の捻れによって摩擦がかかりやすい状態になっている
・遊離体の影響で炎症が起こりやすくなっている
この様な原因があって負担がかかり変形性膝関節症でも急に症状が強くなったり腫れたりするのです。
痛みの増加
人によっては痛みに強い人と痛みに弱い人もいます。
これはスポーツ選手でも明らかに個人差があります。
日本人はとても繊細なタイプと痛くても活動できるタイプといます。
また痛み止めの薬を服用して無理して頑張っている人もいます。
何かきっかけがあって痛みが増加したのか、ご自身の行動を分析してみると答えが出てくることが多いです。
一日の中でも痛みの変化はあります。
どの時が痛みが強く、どの動作で痛みが増加するのかを自己分析しておくと、専門家から良いアドバイスが得られることにも繋がります。
何か負担がかかっている要因があるはずですので、そこを分析して確認できると解決策に結びつくきっかけになるはずです。
精神的なストレス
痛みや苦痛は精神的にもとてもストレスとなります。
朝起きて痛みが強く、一日のスタートから苦痛では本来のパフォーマンスが発揮できずもっと精神的にダメージが増加してしまいます。
正直、変形性膝関節症は完全に痛みはなかなか消えないと思います。
ただし、苦痛となる痛みは軽減でき動きは楽で、立ち上がりや階段でのつらさが軽減していると感じるだけでもプチ幸せを感じれたら嬉しいことだと思います。
人生を積み重ねていくと、体も若い頃のように動かなくなり、心配事もつきものです。
痛みが増加してしまえばより不安が募ってしまいマイナスに捉えてしまうことにもなってしまいます。
どんな時でも活力があって楽しく過ごすことが幸せであり、5年後10年後の未来も自分の足で活動したいと誰もが願っていることだと思います。
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自宅でもできる対策

それでは自宅でもできる対応策を紹介します。
変形性膝関節症は一度変形してしまえば、その変形を元に戻すことは難しいです。
今後悪化させないように自分でできることを継続することが最も大切となり、いかに重症化させずに関節の状態を維持するか、強い炎症症状を抑えて膝に水がたまらないようにしていくかということです。
自分自身の体なので、自分で管理することです。
それができないと悪化してしまう可能性が出てしまいます。
自分ではなかなか継続できないなら、専門家のサポートを受ける必要が出てくるわけです。
しかし、全てが他人任せでは一時的に良くなっても悪化してしまう可能性が高くなるのでその辺りは理解してください。
炎症が強い時はアイシング
慢性疾患の場合、普通なら温めて血行を良くして筋肉の動きをスムーズにすべきですが、水が溜まってしまう様な炎症症状が強い時は、膝を手の甲で触れると熱感を感じることができます。
この様な時はアイシングと言って氷で冷やすことが望ましいです。
氷で冷やすと最初は痛いくらい冷たくなりますがそこをすぎると感覚がなくなって大丈夫になります。
ただし、寒冷蕁麻疹や凍傷には注意してください。
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根本の原因を確認
何が問題で膝に痛みが出ているのかを確認できると解決策につながっていきます。
このあたりは専門家に確認してもらう必要があり、解決の近道になります。
・筋肉の硬さが原因で膝の摩擦が増加してしまっている
・部分的に癒着して機能不全でバランスが崩れてしまい摩擦力が一箇所に増加している
・全体的な負担によって炎症が強く膝に水が溜まって内圧が高まっている
・旅行や仕事、イベント参加でいつもよりも明らかに負担がかかってしまうケースがあり増加
・アクシデントによる原因が確認できていて悪化してしまった
この様なことが何かしら膝の中で起こっているのかと思います。
根本的な原因がわかればそこに対して解決策を実行し、それでも改善しない場合は次のアプローチを試すというような優先順位をつけて実行して確認をしていくと問題解決の糸口となります。
ストレッチ
筋肉の硬さや柔軟性低下にはストレッチは有効です。
特に歩きすぎたり負担がかかったことを行うと筋肉にもダメージとして硬く縮まってしまいます。
ゆっくりジワジワと伸ばしていくと筋肉にゆとりが戻り、関節自体のゆとりができて摩擦力が軽減されます。
反動をつけてグイグイとストレッチを行ってしまうと逆に痛めてしまうことにもつながるので無理は禁物です!
サポーター

サポーターは筋肉を引き締めて関節の不安定感を軽減し、力発揮をしやすくする働きがあるので、装着すると動きが楽になるケースが多いです。
サポーターにも色々なタイプや種類があるので、どのサポーターがベストアイテムなのかは個人差があります。
着けていて皮膚のトラブルや逆に痛みが出てしまはないようなものから試すといいかと思います。
サポーターはなかなか試着ができず個人によっても足の太さによってサイズがあるので選ぶのが難しいです。
・温まると動きやすくなる (写真左)
履くタイプのサポーターで冷えから守り、保温効果と軽い締め付けで楽になるタイプです。
・膝の曲げ伸ばし動作が辛い (写真中央)
横にワイヤーが入っているサポータがいいです。
ワイヤーが膝の屈曲と伸展(曲げ伸ばし)を補助してくれるので楽に立ち上がったり階段も楽になります。
・ずっと着けていられない (写真右)
履くタイプだとなかなか取り外すことができないので、巻くタイプでマジックテープで止めるタイプがいいです。
痛みが出るシーンの時に強く締めたり、装着して対応できるので脱着や圧の強弱のコントロールができます。
大きく分けると上記のような3つのタイプがさらに機能的になってたくさんの種類とメーカーから同じような製品が販売されています。
サポーターはずっとつけていると自分の筋力をセーブして活動できるので、長期間使用すると筋力も低下しやすい傾向です。
痛みが強い時やイベントなどで負担が予想される時のダメージ軽減のために使用することは良いことですが、毎日ずっと使用していると筋力が低下してしまい、マイナスとなってしまうこともあるので、理解して活用しましょう。
病院での対応として

変形性膝関節症で病院へ受診する方は多いと思います。
私も定期的にレントゲン、またはより精密に骨などみれるCT、靭帯や軟骨などの状態も確認できるMRIといった検査も大切だと思います。
症状が悪化してしまった際は外科的な処置を行うことも必要だとも思っています。
この章では病院での対応を簡単ですが、紹介します。
水を抜く
膝がパンパンに腫れてしまった場合、痛みと歩行も困難になってしまいます。
そんな時は水を抜いて内圧を低くして関節の可動域を回復させることも必要になります。
ただし、水を抜いたからといって根本的な原因が解決されていないので、根本的な原因に対したアプローチをして、再度負担が増加しない、膝に水がたまらないように対応策を実行していく必要があります。
ヒアルロン酸注入
関節内の摩擦力が強いと軟骨に負担がかかってしまい、痛みと腫れが出てくるケースがあります。
ヒアルロン酸は膝の摩擦を軽減させてスムーズさを出すという目的で実施する対処方法です。
比較的動きや負担は楽になることが多いですが、翌日にダメージが出るケースもあるので、初回のタイミングは翌日のことも配慮する必要性があります。
個人差もありますが、1-2週間程度楽になったという感覚が平均的な感覚です。
あまり変わらないというケースももちろんあります。
ハイドロリリース
筋膜の癒着などに活用することが多いのですが、生理食塩水を癒着しているポイントに注入して癒着を剥がす処置です。
エコーを見ながら問題となっている部位に対処することで動きがスムーズになるケースがあります。
関節というよりは筋肉を包む膜に対して処置して動きのスムーズさを出すという対処方法です。
PRP(多血小板血漿)
患者自身の血液から血小板を濃縮抽出し、それを患部に注射することで、組織の修復や再生を促す再生医療の一種です。
PRPは保険が適応されていない自由診療です。
病院によって金額や方法も異なるケースがありますので要確認となります。
保健の診療と同時にできないというケースもあるので病院に対応していただけるのかを確認する必要があります。
プロ選手にはよく活用していた経験があり、自分自身も手首ですが実施したことがあります。
処置した後はかなり痛みを誘発します。
4-7日程度は運動など控えて安静にして組織の修復再生を促す必要があります。
1-2週間程度すると安定して違いも確認できる様になりますが、あまり効果を感じないというケースもあるので症状によっても反応は異なります。
私は手首に実施しましたが痛みが3日間ほど強く、その後徐々に痛みが軽減していく感覚がありました。
現在でも状態は悪化していないので有効だったと感じています。
ステロイド
痛みが強く、本当になんとかしなければならないようなケースにする処置と認識してください。
年に2回程度しか実施できない、組織を変形させてしまう処置でもあるので通常のレベルでは実施しない対処方法です。
どうしてもやらなければならない、勝負がかかっているようなイベントなどでは仕方がありませんが、医師と計画して実施しなければならないのがステロイド注入になります。
必要となるトリートメント

自分自身で対応するセルフケアだとどうしても限界があります。
病院での処置は毎日実施することはできず、とても悪い状態の際に実施する対応方法です。
病院でのリハビリで改善していけばいいのですが、保健内では限界となってしまうことも多い様に感じています。
そんな時は専門家の整骨院や治療院などで対応してもらうことも一つの手段となります。
専門家による確認で原因追及
病院の医師によっても考え方は異なります。
私のような治療院で開業している者もアプローチ方法は人それぞれです。
どこにいけばいいのか分からないという意見が多く、困っている方・悩んでいる方はとても多いのかと思います。
原因を追求し、そこに対する解決策を提示して、施術を施した際に少しでもスムーズさや動きが軽くなっていれば改善の余地はあるということです。
状況によっては2-3回で改善してしまうような痛みもあれば長期的に必要なケースもあります。
でも週1回のアプローチで1ヶ月間実施すれば関節の痛みの軽減やスムーズさなど変化は起こせるはずです。
何が原因で問題となっていて、何に対してアプローチすれば解決へ向けて変化していくのかです。
痛みが増加して腫れが出ていたのなら、何かしらの問題となっている原因があるわけです。
腫れる原因に対するアプローチ
関節内で腫れるということは大きな負担がかかっている証拠であり、その問題となっているケースは以下の点かと思います。
・遊離体による挟み込みによるダメージ
→遊離体の摘出、遊離体の位置の安定化など
・筋肉の硬さによる関節面の摩擦による負担増加
→筋肉の状態の改善でゆとりを確保
・筋膜の癒着による機能不全によるアライメント不良
→筋膜リリースして動きや機能を改善させる
・関節の捻れによる関節面の摩擦による負担増加
→関節のアライメント調整で負担軽減
外科的な処置が必要なケースもあれば私のところでも十分対応可能なケースもあります。
解決策の実行とメンテナンス
原因は検査や触診によって私の場合は判断します。
さらに画像があればよりイメージしやすくなります。
原因がわかれば、後は手技を使い分けてアプローチしていき、その後の反応を見る。
1回のアプローチではもちろん取りきれないケースが多く、2回目になるともっと深層での悪さをしている部位の触診ができる様にもなります。
悪い動作を修正しても癖によって再び悪い方向へ導かれてしまいます。
悪くなる前に次の施術をすることで改善方向へ導けるわけです。
痛みが軽減したら施術に来なくなってしまうと非常に勿体なく、安定するまで対応すれば再発するリスクは低くなり、後は定期的なメンテナンスとして対応していけば痛みや腫れが強くなってしまうという精神的なダメージを常に持っているという状況は回避できるわけです。
私の考えと対応
次回いつ来てとハッキリ言えるシーンは決して多くありません。
人によって反応も異なるわけです。
もちろん毎日のように対応することができれば、改善はとても良い状態となります。
しかし、1回の治療も自費治療となるので安くはありません。
だから最も高い頻度でも週に2回を2週間続けてそのあとは1週間に1回、月に1回程度と良くなれば頻度も感覚を開けてもらって大丈夫なのです。
いかに重症の状態にせず軽傷で日々過ごすかという事が生活の質を向上させて生き甲斐のある人生のサポートができるかと思っています。
自分の足で歩いて、周りに迷惑をかけたくないと誰でも思っています。
そのためには原因を追求して、そこに対する解決策を提示して、自分自身でできることを継続してもらい、メンテナンスして良くしていってもらいたいと思っています。
歩行は問題ないけど、負担がかかると痛みと腫れが出てしまう様なケースなら良くなっていきます。
重症な場合は関節内に遊離体や、軟骨の損傷の程度が大きい事が影響しています。
それでも筋肉の過緊張や筋膜の癒着による影響から関節の捻れが起こり影響しているケースはとても多く感じています。
変形性膝関節症でお悩みの方はご連絡お待ちしています。
ミズノ治療院スポーツマッサージ

栃木県宇都宮市中今泉3丁目-9-1 CASA NAKAHARA 2階 H
TEL:028(688)7270
営業時間: 10:00-13:00 / 15:30-20:00
土曜日:9:00-13:00 / 15:30-20:00
日曜日: 9:00-13:00
定休日: 不定休
宇都宮駅東口より車で5分
バスもあります
タクシーで1,000円程度
詳細はアクセスページに記載しています。
>>https://www.junk-trainer.com/access/
プロ選手に長年対応してきた経験を活かしたアプローチ
プロバスケチームで長年アスレティックトレーナーとして選手のメディカルを担当してきました。
バスケットボール選手は膝関節の怪我や後遺症として変形したり、軟骨損傷、靭帯損傷による手術をしている選手が大変多い競技です。
膝周囲の問題は大変多い症状であり、その対応をしてきた経験があります。
このあたりの知識は変形性膝関節症にも活かせると思っていますし、現在も対応しています。
悩みや苦痛があるのであれば一度お問い合わせ、またはご予約をして頂ければと思っています。
当院のコース

ミズノ治療院スポーツマッサージではいくつかのメニューがあります。
・痛みに対する治療(部分)
・疲労に対するスポーツマッサージ(リラクゼーション)
・疲労と痛みに対する全身アプローチ
主にこの3つのコースが変形性膝関節症の対応コースとなります。
痛みに対する治療(部分対応)
痛みがある部位に対する対応となります。
今回のケースでは変形性膝関節症に関連した事に対するアプローチとなります。
その時の症状に合わせて、原因を突き止めて、解決策に対して有効な手技を活用して対応していきます。
疲労に対するスポーツマッサージ
変形性膝関節症の方は膝の痛みを回避したり、かばって活動していることで全身の疲労感も影響していることがあります。
筋肉は筋膜で繋がっているので、全体的な体の状態を確認することで、より良い状態に導く事ができ、さらに部分的な痛みに対するアプローチも対応可能です。
疲労と痛みに対する全身アプローチ
疲労に対するアプローチと全身に対する関節の調整を行うことでより状況を良くすることが可能となります。
筋肉の問題、さらに関節の捻れが影響し、膝の関節だけでなく、その他の部位の悪影響もあります。
もしコースの違いがよく分からなければ来院して症状を確認して、コースを決めても大丈夫です。
1回の施術で完全に改善するのではなく、何度か実施していくことで軽減するのが変形性膝関節症ですので、ご理解いただければと思います。
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